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[リク]おそ松vs十四松 ページ12

「お、A!!!一緒に帰ろーぜ!」


『…おそ松くん』


今日も待ち伏せされてたか……良い加減、飽きないのかな?

そんな暇があるなら仕事を探せば良いのに……


そう思いながらも、私は『うん』と頷いて、一緒に帰ることになった。




「くぅー!寒いなぁ〜」


『うん。最近寒いよね〜』


私がそう言うと、おそ松くんが「手でも繋ぐか?」とにやにやした表情で私を見てきた。



『ありがと。でも平気…』


「え〜良いじゃん、

繋ごうよ「Aちゃ〜ん!!!」…」


『十四松くん?』


「うん!
Aちゃんが心配で来ちゃった!!」


ユニフォーム姿の十四松くん。また野球の練習でもしてたのかな?


十四松くんが頑張って練習してるところを思うと、つい和んで笑顔が溢れてしまった。


『ふふ…十四松くん、顔に泥が付いてるよ。拭いてあげるよ』


「…!!」


「ありがと〜!Aちゃん!!!」



私はポケットから出した白いハンカチで、十四松くんの頬に付いてる汚れを拭いてあげてると…



「…A。もうドロ取れてるから。

早く帰ろ?」


『あ…待っ…


おそ松くん…っ!』



痺れを切らしたおそ松くんが私の腕を掴み、はや歩きで家へと向かう。あまりにも握ってる力が強いので、私は『いたっ…』と苦痛の声が漏れてしまう。



「あ、待ってー!!Aちゃん!
ぼくと帰ろ〜よ!」


「はぁ?!ダメに決まってんだろ。
Aは俺が送るんだよ!お前は先に家に帰ってろッ」


「ヤダっ!!!」

「か・え・れ!!!!」


『……あ

ね、ねぇ…喧嘩は止め「帰れって言ってんだろ!!!」…?!』


いつの間にか、長男と五男の喧嘩はヒートアップしており、殴り合いにまで発展しかけていた。


そして、おそ松くんが十四松くんの胸ぐらを掴み、力加減なしで…



ガンッ



「うっ」

「痛いか?十四松。


これは、お前が悪いんだからな…ッ!!!」


『や…やめ』

私はどうしたら良いのかは分からず、周囲の視線も気付かずに半泣きでおそ松くんの腕に抱き付いた。



『も、もう止めて下さい…!!

十四松くんもやり返しちゃダメ!!!』



十四松くんは鼻血がすごい出てるし……

おそ松くんは右目に痣が……すごく痛々しい…



『…い、一緒に帰ろう?

三人で帰れば良いじゃん……だから喧嘩はもう止めて…』


「A……ゴメン。怖かったよな…」


「…ごめんね〜

Aちゃん…」


『…もう…良いよ……』




何で…


そんな怪我をするまで


喧嘩をするんですか…?

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◇ Nana ◇(プロフ) - ゾクゾクして面白かったです…!!!(^ω^*) (2016年3月2日 14時) (レス) id: ab05efbc2d (このIDを非表示/違反報告)
やま松 - ちょとカラ松が切れたらヤバイヤバイヤバヤバーイww (2016年1月7日 12時) (レス) id: d0a4bec8ca (このIDを非表示/違反報告)
+♂(プロフ) - . (2016年1月4日 22時) (レス) id: 9a44bb5f71 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆@一松(プロフ) - ギーラさん» 君に頼んでよかったよ(涙ぼたぼた)あー、カラ松兄さんとかもいなぁ…(チラ) (2015年12月31日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雪音@カラ松Girl兼南伊領(プロフ) - ギーラさん» ありがとうございます!!!どうしても続きが気になってしまってw更新頑張ってください!! (2015年12月31日 15時) (レス) id: 66afaca7c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ギーラ
作成日時:2015年11月29日 14時

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