第21話 ページ21
総悟はこのままここにいたら、万事屋の旦那に迷惑がかかるからという理由で出ていった。私は何だか今日色々あったな…なんて考えた。総悟との事を思い出したら恥ずかしくなってしまって私は布団にくるまった。
食欲をそそる臭いがして目が覚めた。いつの間にか眠ってしまっていたらしい。寝癖を少しなおしてリビングに出ると、美味しそうな鮭の臭いがして、お腹がなった。
銀時「お、起きたか」
神楽「A姉!一緒に食べようヨ!」
A「うん…ありがとうヨ!」
みんなで食卓を囲み、食べていたが神楽は量が足りなかったのか、みんなのを奪おうとし始めた。私は慌ててそれを阻止し、私の鮭を半分分けてあげると、嬉しそうに目を輝かやせた。
神楽「A姉、お腹…足りたアル?」
A「うん…多分?」
神楽は、私の方を申し訳なさそうに見てきたから、大丈夫だヨ、と苦笑した。
神楽「あ!たまにはA姉ちゃんと
2人で、出かけるアル!」
A「それもいいかもナ!」
銀時「たまには、いいんじゃねーか?
2人で楽しんでこいよ」
銀ちゃんがそう後押しすると、神楽は私を見て目を輝かせながら、いいよネ?そうやって何度も聞いた。私は微笑みながら、しょうがないアルナ…と返すと、神楽は溢れんばかりの笑みをこぼした。
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作者名:マロン | 作成日時:2018年11月5日 18時