第5話 ページ5
万事屋に帰ってくれば、おかえりとの声が聞こえて、そう言ってもらえる自分の場所があるんだなって毎回安心する。
A&神楽「ただいまヨ〜!」
万事屋のリビングに行くと、新八が心配そうに見てきた。
新八「途中で分かれてから、
今日まで会わなかったから、
とっても心配しましたよ!
銀さんなんて
探しに行こうとし「だぁぁあ!」」
わざとらしく慌て出す、銀ちゃんに思わずキュンとする。私のために探しに行こうとしてくれたらしい銀ちゃんに笑みが零れた。
A「ありがとヨ、銀ちゃん」
銀時「別に、大丈夫だ
何でもやんのが万事屋だ」
A「銀ちゃん…」
ありがとうヨ!と笑顔を見せると、銀ちゃんがやっぱり、認めねぇからなぁぁあ!と叫び、まだ言ってるんですかぁぁあ!?と新八が突っ込む。
A「何の話アルカ?」
銀時「何でもねぇよ」
銀ちゃんは目をそらし、はぐらかされ、私は小首を傾げた。
A「変な銀ちゃん…」
でも、居心地はすごく良くて、何だか不思議と笑がこぼれる。私は言い合いを続けている銀ちゃんと新八、それに参加する神楽を見て、微笑んだ。
銀時「お前、よく笑うようになったな」
確かに来て当初は、あまり表情に出さなかったけど、だんだん慣れてきて表情に出るようになったかもしれない。
A「銀ちゃんや、
新八、神楽のおかげヨ」
私は満面の笑みでそう答えた。
90人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マロン | 作成日時:2018年11月5日 18時