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7話-コナンside- ページ8

阿「軽い脳震盪じゃな、直に目を覚ますじゃろ」
コ「そうか、良かった…;」
灰「良かったじゃないわよ。貴方がコントロールミスしたから、こうなったんでしょう?」
コ「うっ…;」

博士の家のソファで寝込んでいる女性
この女性は、俺のコントロールミスで顔にボールを直撃、更にその衝撃で地面に後頭部を打って気絶させてしまった被害者だ

灰「あと、この女性…一般人じゃないみたいよ」
コ「へ?」
灰「ほら、この人の手。見てみなさいよ」
コ「!」

灰原に言われ、その女性の手を見てみると、拳銃をよく扱っている人間に見られる豆があった
つまり、この女性が普段から銃を扱っているという事になる

コ「だから歩美たちを帰らせたのか」
灰「ええ。この豆さえ無かったら帰してなかったわよ」
阿「ま、まさか組織の!?」
灰「いいえ、それは無いと思うわ」
コ「? なんでだよ」
灰「この人からは組織独特の気配が感じられない。それにこんな女性、組織で一度も見たことが無いわ」

そう断言する灰原
なら何故この女性は銃を?
赤井さんや安室さんと同じような国家機関に所属している人間なのか?

『うっ…いった…』
コ「!」
阿「目を覚ましたようじゃな」
灰「もしもし、貴女。私がわかる?」

まだ意識がはっきりとしていないのか、ボーっとしたような目で灰原を見る女性
次の瞬間、その女性が信じられない発言をした

『シェリー…?』
灰「!?」
コ「なっ…」
『…そうか、夢か…。シェリーはベルツリー急行で死んだんだもん…生きてるわけない…』

そう呟き、また目を閉じて眠り始めた女性

コ「灰原、こいつは…」
灰「まさか…」
コ「!! 心当たりがあるのか!?」
灰「ええ、1人だけ…」
コ「コードネームは…?」
灰「…『カミカゼ』。けど、その人物はいつも狐のマスクで顔をかくしてて、誰も素顔を見たことがないの」
コ「!?」

どうやら俺は、とんでもねぇ奴にボールを当てちまったらしい…

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八雲(妖狐)鈴蘭(九尾) - 面白かったです!これから頑張ってください! (2019年4月30日 23時) (レス) id: 446ed194ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホタル | 作成日時:2017年1月17日 13時

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