32話:あっという間にお昼 ページ33
お待たせしてすみません!
正直に言いますと、ネタ切れ状態でした……。
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皆の笑いが収まった時には、もうお昼になっていた。
『本当に……失礼にもほどがあるわ……。』
思わず額に手を当てて、ため息を吐く。
川「凉篠宮先輩って、以外と鈍感なんスね。」
『ちょっと。違うからね。』
少女漫画のヒロインじゃないんだし。
『皆が笑いすぎるから、お昼になっちゃったじゃない。烏野の人達に謝らなきゃ……。』
はぁ……もう、恥ずかしいな………。
『兎に角、あなたたちが笑っているせいで烏野の人達は練習試合出来なかったんだからね。ちゃんと反省すること。私はお昼ご飯を作ってくるから。』
それだけ告げてマネージャーの部屋に行き、エプロンを取り出して食堂に向かった。
ちゃんと反省してくれると良いんだけど……。
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『失礼します。』
少し重いドアを開けると、エプロン姿の潔子がいた。
『練習試合、出来なくてごめんね。』
清「大丈夫だよ。それより、もう笑いは収まったの?」
怒られる覚悟をしていたから、優しく笑った顔を見て、安堵した。
『うん。仁花ちゃんは?』
清「仁花ちゃんは、エプロン取り忘れたから、取りに行ってるよ。」
あー。そういうこと。
潔子と話ながら着替えた。
谷「おっ、遅れてすみませんんんんんん!!」
ちょうど着替え終わったときに仁花ちゃんが戻ってきた。
綺麗にスライディング土下座をするから、可笑しくて吹き出しちゃった。
『あっ。練習試合、出来なくてごめんね。』
谷「いっ、いえ!私も遅れてしまって、誠に申し訳ありませんっ!!」
立ち上がったかと思えば、深々と頭を下げる。
『お互い様だから、気にしなくて良いよ』
谷「あっ、有り難うございますっ!!」
嬉しそうに笑った仁花ちゃんは、凄く可愛かった。
『う〜ん。軽いものの方が良いよね。』
清「そうだね。じゃあ……おにぎりとか?」
谷「おにぎりなら簡単だから、沢山作れますね!!」
なるほど。確かにそうだね。
沢山お米を炊いて、最低でも参加人数分作らなきゃいけない。
大きめなおにぎりと小さめのおにぎりとか、大きさも考えたりして作った。
………以外と楽しい………。
潔子と仁花ちゃんと分担して、話ながら作るのはとても楽しかった。
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マカロンエンスストア - 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。作者はもう引退しましたが、バレー部に入って良かったとは一度も思った事が無いそうです。言い方が気持ち悪いなんて思いませんよ。抹茶さんのお役に立てて良かったです。色々大変だと思いますが、頑張ってください!』 (4月5日 12時) (レス) id: dd59a0be57 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 初見です!最近この小説にハマりました!42ページ目の主様の体験談を読ませて頂きました、私バレー部にしようと思ってて、でも怖くて…助かったんです、救われた気もしました、大分言い方は気持ち悪いと思いますが感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。 (2023年4月8日 23時) (レス) @page42 id: bfa6cc4a30 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - ふゆんさん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。あっ、あまりからかわないで下さい!!///』 (2021年12月12日 15時) (レス) id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - 日向好き♡さん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。ありがとうございます!これからも応援、よろしくお願いします‼』 (2021年12月12日 15時) (レス) @page12 id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆん(プロフ) - こんにちは!11話の夢主ちゃんかわいいです! (2021年11月23日 7時) (レス) @page12 id: c16e0ca123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンエンスストア | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年3月8日 13時