白狼の日常 九日目 ページ9
紫「ま、そういうことだから、ここの説明はしなくても良いわ。霊夢にもそう伝えておいて頂戴。」
A「はいよ。分かったから、さっさとどっか行きな。」
紫「冷たいわねぇ……。それじゃあ頼んだわね。一応何かあったら駆けつけるわ。」
A「ん。分かった。」
あたしがそう言うと、紫はスキマを開いて中に入り、どこかに消えた。
A「……十四人、ねぇ…。」
一体どんな奴らなんだろうか。そんなことを思いながら、あたしは月を眺めていた。
次の日、霊夢が起きてきたので、朝ご飯を作り始めた。早々に朝ご飯を食べ終わると、あたしは荷物の最終確認に入った。
A「……よし、忘れ物はなさそう…。」
あたしはそう確認すると、立ち上がって、縁側に出た。今日は綺麗に晴れた晴天だ。心地よい風も吹いている。
A「雨が降らなくて良かった…。初めてここに来る日に雨なんか降ってたら、気分落ちこむしなぁ。」
あたしがそう呟くと、博霊神社の鳥居の方に、七人程の人達が入ってくるのが見えた。格好的に、ここの人とは思えないし、見慣れない顔だ。恐らく、あれが外来人なんだろう。
A「霊夢〜。外来人来たよ〜。」
霊夢「あら本当？」
あたしは霊夢を呼んで、その外来人の所に歩いて行った。すると、向こうもこちらに気づき、あたし達は向かい合った。
霊夢「初めまして。貴方達が、紫の言っていた外来人で間違いは無いわね?」
gr「嗚呼。それで構わない。」
霊夢「そう。なら一旦中に入って頂戴。自己紹介もあるし、色々と説明するから。」
霊夢がそう言うと、さっき返事をした金髪の男は頷いて、後ろの人達に目配せをした。ついてくるように指示したんだろう。
そうすると、あたし達は中に入った。
霊夢「う〜んと、それじゃあまずは自己紹介からね。
私は博霊 霊夢。ここ、博霊神社の巫女をしているわ。種族は人間。能力は空を飛ぶ程度の能力よ。よろしくね。」
霊夢は自分の自己紹介が済むと、こちらに目配せしてきた。あたしの番だと言いたいんだろう。
あたしはそれを受け取ると、自己紹介を始めた。
A「あたしはA。ここの番犬してる。種族は白狼。能力は言霊を操る程度の能力。よろしく。」
簡潔に述べると、霊夢はじとーっとした目で見てきた。しょうがないじゃんこういう堅苦しいのって苦手なんだもん…。
すると、金髪の男が話し出した。
gr「丁寧に紹介してくれて助かる。ではこちらも自己紹介をさせて貰おう。」
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猫(プロフ) - 東方Projectとwrwrdさんのコラボめっちゃ面白いし、好きです！わぁ...w次回も楽しみにしてます！！ (2021年10月18日 23時) (
レス) @page17 id: 20fdbcd504 (このIDを非表示/違反報告)
HINATA - プレイリストいれました (2021年10月4日 22時) (レス) id: 998e4b96e9 (このIDを非表示/違反報告)
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