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stage 31 ページ31

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だめだ、本当に頭痛くなってきた

肩も凝ってるし … 目も疲れてクラクラしちゃう
もしかして貧血かも。

昔からちょっと貧血気味だったし


まだ少しやらなきゃいけない事、残ってるのに …





玲於「 ごめん、ちょっとAさん借りてくね 」


亜嵐「 え?ちょっとレオ!」





玲於さんは私の手を取って部屋を出た。

頭がガンガンして 歩いてるだけなのに気分悪くなるのは相当な重症だ。


何も言わずにズンズン歩く彼に連れて来られたのはフカフカのソファがある、個室の休憩室。

私みたいなのは 普段使わないところだ






玲於「 ほら、なにぼーっとしてんの。寝て?」

「 え、ちょ … え?」


玲於「 顔色悪いよ、無理すんなって言ってんのに 」


「 … ごめんなさい 」






お言葉に甘えて ごろんと横になると また視界がクラっとする。

私ちょっと働きすぎ?
がむしゃらに働いて キャパオーバーしちゃったかな




玲於「 Aさんさ、ちょっと頑張り過ぎ。少しは自分のこと大切にしよーよ 」


「 働いてるのも、案外楽しかったりするんですよね 」


玲於「 … ほんと、俺らの事大好きじゃん。」


「 だって … 大好きですもん 」





ソファに寝転べば、開いたスペースに玲於さんが、座る。

そして優しく「 俺も 」って笑うの

まるでドラマのワンシーンみたいで 少し甘酸っぱいのは気のせいかな





「 … ふぁ、眠 」


玲於「 ぜってー睡眠不足じゃん。寝てていーよ。ここ誰も来ないし 」


「 でも、仕事 … 」


玲於「 でもじゃない、これ業務命令 」





残りも少しあるけれど、どんどん重たくなる瞼には逆らえなかった。

寝顔なんて、見られたくなかったのに


おかしいな、玲於さんがそばに居てくれるとホッとする。






Reo side




玲於「 … んと、無防備。」




Aが眠ってからも、玲於はしばらくそこに居た。

うーん、とAが辛そうに唸れば
その小さくて柔らかい手で そっと髪を撫でてやった

やっぱ、寝顔だけはガキみたい。




玲於「 何やってんだろ、俺 … 」




こんな事するなんて俺らしくない、なんて思ったけど。

そうさせるのはAさんだから
彼女の事を知ってく度に 俺は少しずつ変わったのかもしれない


仕事を一生懸命頑張ってるAさんを見て、自然と励まされたのは本当で。



俺がAさんを落とそう、って決める前から

彼女の事をどこか気にしていたのかも








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りな(プロフ) - はじめまして!2人がもどかしいー!!続きが楽しみすぎます! (8月5日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりまる(プロフ) - 佐野さんもう手だしてくださぁぁぁいって笑笑 (7月29日 20時) (レス) id: fc778ff4c6 (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - るのの。さん» ありがとうございます!!頑張っていきますね! (7月9日 22時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
るのの。(プロフ) - すごく面白くてこの作品大好きです!更新頑張ってください!! (7月9日 18時) (レス) id: a749bf11ae (このIDを非表示/違反報告)
ebichan(プロフ) - メグさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (7月5日 8時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えびちゃん | 作成日時:2018年6月13日 10時

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