14話 ページ14
貴方side
次の日、目を覚ますともう…
貴「9時！？」
寝坊しすぎた…昨日徹夜したせい！？
私は急いで着替えて、リビングに走った。
貴「玲於様っ！申し訳ありま…」
よく見ると、玲於様が何かをキッチンで、
作っている。玲於様が…！？
玲「おはよ。」
貴「お、おはようございます…」
玲「これってどうやって動かすの？」
貴「あっえっと…こうやって、」
玲「あーありがと！」
なんで？玲於様がご飯？
貴「どうして…」
玲「自分で一度は作ってみたくて。」
なんだか…可愛い/////…
自分で作りたいって言うなんてなぁ。
玲「ちょっと失敗したかな？食べてみて。」
貴「あっはい！」
パクッ
貴「美味しい…美味しいです！すごく…！！」
玲「良かった…そんな喜ばなくても笑」
貴「美味しいんです！すっごく！」
すると、私の頬を撫でる玲於様…
すごい悲しそうな目で私を見た。
貴「玲於様…？どうかされましたか？」
玲「俺いつからだろ…こんなに夢中になったの…」
言っている意味がよくわからなかった…。
玲「あっ、今日は家にいる。」
貴「…分かりました…」
玲於様の手は、暖かくて、落ち着いた。
すごく…ドキドキした。
玲「…なぁ…これ、お前の？」
玲於様が持っていたのは、
貴「っ…！！」
涼太様からもらった、電話番号だった。
玲「……涼太のだよな、この番号……」
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作者名：イルカ | 作成日時：2018年7月29日 18時
