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『会社として今後こういうことが起きないように態勢を整えるための時間が欲しいっていうのが1番の理由ですね』

『あと、その当時の私、まあダンスが下手くそだったんですよ。経験がなかったので、当たり前ではあるんですけど』

『ダンススキル向上的な意味合いも込めて、GENEから少し離れたところでの活動を提案されて、それを受け入れる形になったのが2011年の年末ですね。そこから、一旦サポートメンバーになりました』

『悔しい気持ちは正直ありましたね』

『サポートメンバーって要はダンサーなので、歌は歌えないじゃないですか。それが1番悔しかったです』

『他のメンバーと一緒にステージには立てるのに、でも自分はGENEのメンバーじゃないっていうのが、結構、メンタル的にきてました』

『メンバーは「お互い成長してまた会おう」って送り出してくれて』

『龍友くんは「Aの声が無いGENEはGENEじゃないから。GENEにはAが必要だから、絶対帰ってこいよ」って言ってくれました』

『涼太くんも、「ずっと待ってるから。置いていかないから」って、事あるごとに伝えてくれてて』

『その言葉のおかげで乗り切れたみたいな部分も結構ありましたね』

『悔しさはありましたけど、でも、サポメンに出会えたのは、GENEのメンバーに出会ったのと同じぐらい重要な出会いでしたよ』

『人生の転機になったと思います』

『あまりに踊れなさすぎて裕太くんに怒られまくってたんですよ、サポメン時代』

『怒られて泣いた私を大樹くんとか翔吾くんとかいっちゃんが慰めてくれて、翔平とまこは気まずそうに見てる……みたいな』

『裕太くんは最初からずっと「AをGENEに戻すのが俺らの使命の1つだから」って言ってくれてて、復帰が決まったのを報告した時に1番喜んでくれたのも裕太くんでした』

『裕太くんがGENEのメンバーになった時は、自分のことみたいに嬉しかったです』

『2回目の夢者修行をサポメンとして回らせてもらって、その最終日にステージ上で復帰を発表させてもらって、正式メンバーとしてもう一度、GENERATIONSになりました』

『「デビューに間に合って良かった」っていうのが正直な感想です。間に合わなかったらどうしようって、結構不安だったんで』

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