*Only winner* (ページ21)

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『2014年の、夏……かな。SURVIVALが終わってすぐだったので、そのぐらいですね』

『中学2年生の時に、「パニック障害」と診断されました』

『公表するかどうかについてはずっと迷っていて、言わないままにしておく選択肢もあるんじゃないかとも思ったんですけど……』

『昔から応援してくださってる方の中には、なんとなく様子おかしいなって勘付いている方も居たと思いますし、心配してくだる方の声も届いてました』

『これ以上の心配をおかけするのは申し訳ないなと思って、このタイミングで公表することにしました』

『ステージに立つ仕事をする上では、なかなか厄介というか、ハードルが一気に高くなってしまった感じはありましたね』

『「もし本番中に発作が起きたら……」とか、そういう不安がまたプレッシャーになって余計にストレスが重なっていって、症状が酷くなって……っていう、悪循環な状態が1年ぐらい続いてました』

『休養して治療に専念する方法も、もちろんありました。事務所のほうから活動休止も相当強く勧められましたし。けど、私がどうしても休みたくなくて』

『GENEから離れたら気持ちが完全に折れてしまいそうで怖くて、意固地になって「絶対休まないから！」って言い張ってました』

『メンバーには、かなり迷惑かけましたね……本当に申し訳ない』

『発作が1番酷かった時期って、ホールツアーの期間中だったんですよね』

『ツアーの後半から声も不調になってしまって、発作は起きるわ声は出ないわで、もうボロボロで。メンバーにフォローしてもらってどうにか立ててる状態でした。あの時のことは、一生忘れないと思います』

『今は、以前より症状は落ち着いてます。発作が起きる頻度もだいぶ減りましたし、通院の間隔も、少し長めに取っても大丈夫なぐらいにはなりました』

『完治には程遠い状態なので、治療自体はまだこれからも続けていく予定です』

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