・ ページ27
・
稜雅「とりあえず楽屋戻ろう」
みんなで戻り
拓弥「あのさ、佑亮さAと飲み物買って来てくんない?」
佑亮「えっ、あぁ、うん」
拓弥「A行ってきて」
A「うん」
佑亮「行こっか!」
2人が出ていき
海「あのさ、俺達が学校楽しいか聞いたら楽しくないって言ってたよ」
稜雅「うん、俺も聞いた。」
太陽「えっ、でもさっき楽しいって」
拓弥「わけわかんねぇ」
晃一「拓弥には言えへん理由なんやな」
祐基「んー、、なんだろうね言えない理由って」
拓弥「イジメられてんのかな、、」
稜雅「なんとも言えないよなぁ、、」
海「ねぇなんであんな人見知りなの?」
拓弥「人が怖いんだよ。関わったら居なくなっちゃうんじゃないかって思ってるんだよ」
祐基「えっ?」
拓弥「あいつの親さ、A置いて逃げたんだよ。まだ小さいあいつ置いて。今でもそれだけは覚えてんの。あいつ母親の言葉信じて待ってたけど帰って来なかった。」
祐基「最低。」
海「母親の顔覚えてないの?」
拓弥「小さかったし覚えてないと思うよ。」
晃一「可哀想やな」
稜雅「拓弥達とはすぐ慣れたの?」
拓弥「全然。俺らもめちゃくちゃ時間かかった」
海「そっか。」
その頃、佑亮達は
A「、、、」
佑亮「Aちゃん、ちょっとお話しよっか。」
A「うん」
佑亮「学校楽しくないの?」
A「、、、おにぃに言わない、、?」
佑亮「うん、言わない」
A「、、、楽しくないよ、、」
佑亮「なんで?」
A「、、、だって、、」
佑亮「ゆっくりでいいよ。」(背中さすり)
A「だって、、お前は捨てられたんだって、、親に捨てられた可哀想な子なんだって、、」(涙こらえ)
佑亮「、、っ」
A「そんなの、、知ってるもん、、」(泣き)
佑亮「うん、、ごめんごめん」(背中さすり)
A「拓弥くん達に迷惑かけたくないもん、、」
佑亮「うん、分かったよ。大丈夫大丈夫」
A「、、、っ、、ヒック」(泣き)
佑亮「みんなの所戻ろっか。」(背中さすったまま)
A「、、、ぅん」
2人で戻り
佑亮「どもー」
拓弥「おう、ごめんな。」
A「、、、、」(俯き)
拓弥「A?」
A「、、、」(佑亮の後ろに隠れ)
佑亮「Aちゃん、、」
拓弥「なに、どうした。」
佑亮「えっと、、」
A「今日帰らない、、」
142人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ガリスケ | 作成日時:2018年7月8日 17時