超特きゅん6 (ページ28)

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拓弥「はぁ？」

A「拓弥くん家帰らない、、」

拓弥「何言ってんの。」

佑亮「ちょっと、Aちゃん？」

海「なに、なにがあったの？」

拓弥「じゃあ、どこ帰んの。」

A「どっか、、」

拓弥「何言ってるか分かんねぇんだけど。」

A「学校も行かない、、」

拓弥「お前なに言ってんの。辞めてどーすんの。」

A「働く、、もうやだ、、」

拓弥「お前な！いい加減にしろよ！」

佑亮「待って、拓ちゃん！」

拓弥「んだよ」

佑亮「Aちゃん、、理由言おうよ。」

A「、、、」

拓弥「なに、理由って。」

佑亮「学校で色んな事言われてたんだよ。」

A「だめ！」

拓弥「A、黙って」

佑亮「捨てられた子だって、可哀想な子だって、」

A「、、、っ」

拓弥「はぁ？なんだよそれ。」

A「、、、帰る」

拓弥「待てよ。いつから。」

A「、、、高2」

拓弥「ずっと黙ってたのかよ。なぁ！」

祐基「拓弥！1回落ち着きなよ」

海「そうだよ。」

拓弥「落ち着けねぇよ！」

A「、、、言えないよ、、言えるわけないじゃん！」

拓弥「はぁ？」

A「お世話になってるのに、そんなに迷惑かけられないもん！！」

拓弥「意味分かんねぇ！家族だろ！迷惑かけろよ！高校生が遠慮なんかしてんじゃねぇよ！」

A「一緒に居るだけで赤の他人だもん！血繋がってないもん！」

バチン

A「っ！」

佑亮「拓弥！」(Aの前に立ち)

拓弥「どけよ。」(佑亮をどかし)

拓弥「なぁ、お前はずっとそー思ってたのかよ。赤の他人だ！って思ってたのかよ！」

A「、、っ」

拓弥「俺らは一度も思ったことねぇよ、そんな事。ずっと家族だって思ってたよ。」

A「ねぇ、、なんで私捨てられたの、、悪い子だった、、？嫌いになった、、？」

拓弥「そんなの知らねぇよ。子供捨てるような親の気持ちなんか分かんねぇよ。」

A「、、、っ、、」

拓弥「お前はもう俺達の家族なんだよ。だからそんなの考えなくていい。」(抱きしめ)

A「、、っ、、おにぃ、、」(ぎゅ)

拓弥「高校はちゃんと行け。ちゃんと卒業しろ。」

A「、、っ、、ぅん」

拓弥「ごめんな。ほっぺ痛かっただろ。」(ほっぺに手を当て)

A「、、、」(抱きつき)

拓弥「お前は俺の大切な妹だよ。」

A「、、おにぃ」