先生、席替えしたいです。II

91日目 ページ41

Aside

あー、買った買った…

結局千羅は牛肉買ってくれなかったな…

ケチ…←

まあ、お肉も買ったし…あと何かあるかな…

ま「あ！僕帰りに寄りたいところあるんで先に帰っててくれて大丈夫ですよ！」

『寄りたいところ？ええよ。私も着いてく。』

ま「い、いいですよ！！僕1人でも買えます！」

『いや、買えるのは知っとるからwでも…1人で帰るの心細いやろ？』

ま「結構時間かかっちゃうと思うんで…本当に先帰っててください…！」

『え、でも…』

セ「まぁ！ええやんか！まふくんがええって言ってるし、ここはお言葉に甘えて帰ればええねんよ！」

ま「そーですよ！」

『…そう？』

セ「せやで〜！ほら！帰ろーや！」

『わかった…まふくんまた明日ね。バイバイ』

ま「うん！バイバイ！」

セ「バイバーイ！」

うし、店出て帰るか。

…まふくん、大丈夫かな……

あの人、心配なんだけど………

セ「Aー？大丈夫？なんか暗い顔しとるやん。」

『いや……まふくんが心配でさ…』

セ「お前は過保護か！！」

『うるさいですぅ〜うちの可愛い可愛いまふくんが誘拐されるんじゃないかってずっと怖いだけやんけ。』

セ「うわー、可愛い可愛いとか言っとるよ…しかも友達に向かって……」

『…演技でもそんな引いたような顔すんなや。』

セ「wすまんすまんwお前いじれる時間ってそう簡単にないやん？やからついw」

…もう嫌やあ…

２人でボーって歩いてたら、私の家の近所の公園まで来てた…

『…ってかさ、千羅ってこっから家遠くないん？』

セ「えー？大丈夫やて！」

『ほんまか〜？』

セ「ほんまやって！」

『じゃあ家どこなん？』

セ「…◯△図書館の近くやけど…」

『…え、遠いやんけ。だめやん。もう帰り？』

セ「ええよ！女の子一人で家に返すのはあかんし…しかもうらたんに◯されるから…」

…なんでうら…渉？

『…ふーん。でももう近いってわかってるやん。こんくらいの距離なら大丈夫やろ。』

セ「それでもあかんの！少しの時間でも危ないの！」

へぇ…千羅は私のこと女の子って思ってたんだ…

てっきり男子って認識されてるんじゃね？って思ってた()

セ「ほーら！そーと決まったら帰るでー！」

『ほーい。』

……何か照れるね←

セ「もぉ！！何照れとんの！千羅も照れるやんか！」

『はぁ？照れてないしっ。』

セ「嘘やあ〜！だって耳赤いもんっ」

『夕焼けのせいやで。うん。』

セ「そんなロマンティックな言い訳すんな！」

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