先生、席替えしたいです。II

77日目 ページ27

うらたside

はぁ、よし。ここで探りをいれるか。

う「で？千羅。何があったの？」

セ「唐突に聞くやん…しかもど直球やんけ。」

さ「まあ、こんくらい派手な方がええんちゃう？」

セ「んー、Aに口止めされとるから、あんまり言えんけど…しいて言うなら、Aの好きな人がわかった…ってとこかな？」

さ「えぇ！？Aって好きな人おったん！？」

う「え、誰なの？」

いや、なんか…すごく気になる…俺だったらいいなあって思うし…

何で俺だったらいいな？意味わかんねぇ…

さ「そっか！うらさんは、Aが好きなんか！」

う「はぁ！？違えし。」

セ「で？わかったん？うらたんの好きな人。」

う「いや、好きって気持ちがまだわからん…あと、Aが他の男とくっついてたりしねぇから、よくわからん。」

セ「そういやあ、そんな話しとったなあ…こんどのゲームの時にでもしよか！」

は？何を？

さ「え？何をするん？」

せ「せやなあ〜…まあ、こっちで練ってくるから楽しみにしとき！」

う「はぁ…わかったけど…明日の学校とかじゃ無理なわけ？」

セ「あ…」←

う「はい馬鹿ぁ〜www」

セ「ディスってるやろ！？ディスたぬき！！」

さ「いや、毎回うらさんはど直球やな…」

う「うるせえ…」

セ「まあ、じゃあ明日するか！坂田、お前も手伝ってくれる？」

さ「OK！一緒に作戦練ろうぜ☆」

セ「じゃあ、家帰ったらLIMEするな！」

さ「おけまるっ」←

なんだよおけまるって。は？

しかも何？作戦？意味ワカラナイ

う「まあ、ちょっと意味はわからんけど、明日楽しみにしとくわ。」

セ「ん！しといてぇな！」

さ「俺たちが気づかせてやんよ！」

はあ…なんかめんどくさくなりそうだな…

一方その頃ー

Aside

ま「ねぇ！Aちゃん！！なんなんですか！？千羅くんと密会でもしたんですか！！？」

『ちゃう。』

し「じゃあなに？何か千羅に知られた？」

『まあ、そんな感じ』

ま「あ！もしかして好きな人を知られたとか！？…そんなわけないか。」

はい図星〜〜

し「あれ、A…？真っ赤だよ？」

『う、うるせぇ』

ま「え、え、図星でした！？はぁ〜〜〜〜〜！爆発しろよ！」

いや、何で？

『何で私が爆発しなきゃいけないん？』

し「絶対うまくいくやんか！」

いや、何で？

『なんでそんなフラグたっとるん？』

し「…何となく…？」

はあ！？ちょ、意味わからんわ…

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