先生、席替えしたいです。II

65日目 ページ15

Aside

んっ…なんか明るい…？

『んんっ…？』

う「あれ、起こしちゃった？」

『うわっ！あ、うらたんか。』

う「何だと思ったんだよ」

『おばけ』

う「うるせえ…」

さ「なになに！？おばけ！？どこ！？怖いよ〜」

セ「いないから静かにしよか。」

あれ、さかたんも一緒なの？千羅とうらたんの2人だけじゃなかったんだ。

んー…まだ夜か…

何時？あれ、時計見えない…

『なぁうらたん、今何時？』

う「今？えぇっと…1時くらい？」

『え、まだ全然やん』

う「わかる。起きてる？」

『うん。』

セ「あほかお前ら！はよ寝ろ！」

えぇ〜…いつもならまだ起きてるのに〜…

『大丈夫。いつもならまだ起きとる』

セ「はぁ！？」

『そういう千羅は？』

セ「う、起きとるけど…」

『えぇ！？』

わざと大きい声で言ってやったぜ。はっ。

セ「Aもやん！」

う「俺寝れねえから、まだ起きてるわ。千羅とAは？」

セ「千羅は…寝ようかな」

『えぇ…3人でお話ししようや。』

う「え、Aは起きてるの？じゃあ俺寝ようかな。」

んな！こいつ酷いな！

『え？何で？』

う「え、何か嫌だ…(2人だけだと恥ずいとか言えねえじゃん馬鹿。)」←

セ「じ、じゃあ千羅も起きてようかな〜！やから、うらたんも一緒にお話ししようや〜！流石に2人だけだと、話面白くないやろ！？」

『え？そうかな。千羅だけでも面白いと思うけdﾑｺﾞｫｯ』

え、何か急に千羅に口塞がれて変な声出たじゃん。やめろよ。

う「そう？じゃあ、千羅もいるなら俺も起きてようかな。」

いやいや、寝るって言ったのはどこのどいつかな？んん？

『寝るんやなかったの？(ﾆｺ』

う「あー、そうですか。はいはい。俺は寝ますよ。」

あれ、反発してくると思ったのに。
何か今のうらたんおかしいなあ…

セ「えぇ！？嘘やろ！？ちょ、Aちゃん！？」

え、何で私？←

『いやいや、今の私悪くないやろ。』←

セ「今の絶対Aちゃんが悪い！」

『えー？ほんま？』

セ「ほんま！」

あっそ。

『はぁ…私が悪るかったから、うらたんも一緒にお話ししようよ…って寝てる？』

セ「いや、早いな。」

すっごい私の隣で気持ち良さそうに寝息立ててる美少年がいるんだけど。

あ、たぬきも！可愛い…

『じゃあ2人で話しようか。』

セ「せやね〜…」

え、待って待って、何話そう…

何も話す内容なくね？

セ「せっ、せや〜！Aちゃんってさ、好きな人とかおらんの〜？」

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