先生、席替えしたいです。II

62日目 ページ12

うらたside

時がすぎてもう就寝時間…

え？早いって？知らね←

ま「じゃあ電気消しますよー」

さ「おやすみ！」

『おやすー』

し「おやすみ」

セ「ほなうらたん、行きましょか〜」

う「あざっす」

ま「いってらっしゃい！そしておやすみ！」

待って待って、財布どこだっけ
あ、あった。

ってこれAの財布じゃん。
どこだよ俺の財布…

う「なあ、俺の財布知らね？」

さ「んぁ〜？うらさんの財布ぅ？」

し「俺知らへんよ〜」

セ「千羅も知りませんよー」

ま「どこでしょうね…」

あれ、Aが黙ってるな…

う「Aは？さっきから黙ってるけど、俺の財布知らね？」

『さ、さささささぁ？私は知らんけどなあ〜あははぁ〜』

こいつあからさまに怪しいな。

う「本当に？そっち行っていい？」

『な、何でこっち来んの！？こっちにねえからあっちいけえ！こっち来んなや！』

あ、こいつ多分持ってるな。

う「はいはい、どこですかーっと」

『うわぁぁあああ！！！！』

あ、みーっけ。ってA、お前何俺の財布抱きしめてるんだよ。

う「はい、離してね」

『いーやーだーー！！！私のお金！！』

あ、スルって抜けたw
力弱えなあ…w

う「すまんな、千羅。行くか！」

セ「せやね〜！行きましょか」

今度こそ行くぞお

ﾃｸﾃｸ

出て行く時も、お金ぇぇぇぇって声が聞こえたけど、俺には何も聞こえない。

何も…何も……うん。

セ「少しくらいあげてもよかったんちゃいます〜？」

う「は？」

いやいや、やるわけねえだろばあか。

セ「後でうらさんが、あげるって言ってたって言っとくわw」

う「おい、マジでやめろ」

セ「出たwうらさんの口癖w」

うるせぇ…

セ「で？相談って何ですか〜？」

あ、そうだったわ。相談があったんだった。

う「あー、ね。」

セ「え？」

…いざ言うってなったらクソ恥ずいなこれ。

う「あの…さ…」

セ「なになにー！ってはぁ！？何顔赤くしとんの！？え！？俺に告白でもするんk((」

う「うるせぇ黙れ。そんなわけねぇだろ馬鹿」

セ「ほんま言い方酷いんやから〜」

う「なんかさ、Aといると、嬉しかったりドキドキしたり…なんか俺が俺じゃなくなるって言うか…」

セ「へ？」

う「と、とにかく！俺がおかしくなるんだよ！これって何だと思う？」

セ「う、うらさん…それって…！！」

う「それって……？」

やべぇドキドキしてきた。
何だろ。

セ「恋やって！！」

は？恋？

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