二十三話 ページ27
「あ゙〜ダルっなんで東京来てまで呪いの相手なんか......」
凄まじいほど機嫌悪いな...。
こういうのはテキトーに流すのが得策だが虎杖君変なこと言いそうだなぁ...。
「?呪い祓いに来たんだろ」
「時短時短、二手に分かれましょ。私は上から1Fずつ調べるからアンタらは下から」
「さっさと終わらせてザギンでシースーよ」
お寿司好きなのか。まぁ、美味しいしいいが今日はパスタの気分なんだよなぁ。
「ちょっと待ってよ、もうちょい真面目にいこーぜ。呪いって危ねーんだよ」
『虎杖君その発言は__』
カッチーン
あ、まずい。眉間にシワが
「最近までパンピーだった奴に言われたくないわよ!!さっさと行け!!」
げしっ
虎杖君は見事に階段から蹴り落とされた。
虎杖君はあれだな。もう少し空気を読むというか、女心を察せるようにならんとダメだな!
「今日ずっとオマエの情緒が分かんねーんだけど!!」
「だからモテないのよ」
「なんで俺がモテないこと知ってんの!?」
虎杖君って恋人ってよりかは友人でいたいタイプだよなぁ。まぁ、何人かは思い寄せてる子もいたみたいだったが。
そんなことはさて置き、虎杖君を立ち上がらせなければな。
『大丈夫かい?』
手を差し伸べると素直に手を取り立ち上がった。
「ありがとAさん」
「俺アイツのことよく分かんねーよ。自分は言うほどモテんのかよクソが」
なんか野薔薇ちゃんに文句言っているが、上から呪いが来るな。虎杖君は反応できるかな。
『まぁまぁ、虎杖君は思ったこと口にしちゃうタイプなんだろう。一度考えてから口に出すといいよ』
「そういうも__」
ジャガッ
速くていい動きだ。身体能力が高いだけある。
ドチャ
呪霊の腕一本切り落とせたか。よしよし、すぐに戦闘態勢になるのもいいことだ。
一瞬で呪霊の下を潜り片足を切った。
体制を崩した呪霊を逃さないよう瞬時に次の攻撃をする。頭に呪具を刺し、動けなくなった。
「うん、動けんね俺」
「Aさん、どうだった?」
『いい動きだったよ』
「良かった〜」
一般人にしては、ね。
これから五条とかにしばかれて更に強くなるだろう。その時はこんな呪霊今よりもっと早く祓えるようになる。やはり人の成長を見守るのは楽しいものだ。
1187人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アヤン - マジですごいっす!これからも頑張ってください!花御の言葉が逆再生!原作通りですごいっす! (11月19日 19時) (レス) @page39 id: de6c821a65 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - どうせお前らプリウス乗ってんだろ?!ってやめた方がいいと思います。東京の事故の事で言ってるのかもしれませんが、老人がプリウスだけ乗ってるとは限りませんよね。プリウス好きとして不愉快でした。 (2022年1月23日 23時) (レス) @page34 id: ad6dd6c82c (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽんず(プロフ) - 虎杖が映画見てた部屋は高専の地下にありますよ〜更新頑張ってください!たのしみにしてます! (2021年5月26日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます!最近更新が遅れて申し訳ありません。もうしばらくお待ち下さい。 (2021年4月1日 9時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
nene(プロフ) - 今、読ませていただきました。面白いです! (2021年3月20日 22時) (レス) id: dec3a5e230 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪華 | 作成日時:2021年3月13日 17時