二十話 ページ24
「おい!伏黒!クレープあるぞクレープ!あっ!ポップコーンもあんじゃん!!」
「ブハハハ!何このサングラスおもしれ〜!!」
流石はお上りさんな虎杖君だな。
めっちゃ色んな物買ってる。スゲー()
「Aもお上りさんなのにはしゃがないのね」
「まぁ、興味ないしなぁ。それにこの数十年仙台にいただけで前は東京にいたしな。案外見慣れてる」
「そーなんだ」
(宿儺の気配が色んな県に移ってるって情報この子のことだったのか)
虎杖君のことを見守りながら歩いて行くと高専の制服を着た女の子を見つけた。
なんかおっさんと話してるけど...。
「モデルよ、モデル。私はどうだって聞いてんの」
自分からモデルと言うとは、凄く自尊心強い子だな。
でも、あの顔とスタイルならモデルいけそうっちゃいけそうだな。自分の可愛さを自覚してるタイプか。大切だな。
1人で勝手に納得してる間に五条が声をかけ合流した。
「そんじゃ改めて」
「釘崎野薔薇、喜べ男子。才色兼備よ」
こういう子の方が呪術師としてはやっていけるよなぁ。伏黒君はウザイとか思ってそうだな(笑)
「俺虎杖悠二!仙台から」
「伏黒恵」
『A、同じく仙台から。よろしく』
「あっちなみにこの子両面宿儺の姉だから」
「両面宿儺の姉っ!!?」
『あぁ、よろしく』
「マジか...」
じとー
野薔薇ちゃんは私たちの自己紹介を聞いてジト目でこちらを見てきた。
品定めでもしてるんだろうか。
思わず苦笑いをしてしまう。
「はーぁ、私ってつくづく環境に恵まれないのね」
凄く大きなため息をされてしまった。
つくづく、ね。元いた場所酷かったのか。
「これからどっか行くんですか?」
そんな訳で1年全員揃った。
五条のことだからこの後どこか行くと考えていたが、どうやら伏黒君も同じ考えだったらしい。
「フッフッフッせっかく1年が4人揃ったんだ。しかもその内3人はお上りさんときてる。行くでしょ、東京観光」
五条がなんかかっこよく言うと、
パァァァァァァ
「『え゙』」
このような反応の2つに別れた。
**********
『おい五条』
「なぁに〜?」
『宿儺の姉だ。私は』
「? 知ってるよ?」
『両面宿儺の姉ではない』
「そこ重要?」
『あぁ、重要だ』
「なんで?」
『....なんでも』
「ふ〜ん、今度ちゃんと教えてね」
『......』
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アヤン - マジですごいっす!これからも頑張ってください!花御の言葉が逆再生!原作通りですごいっす! (11月19日 19時) (レス) @page39 id: de6c821a65 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - どうせお前らプリウス乗ってんだろ?!ってやめた方がいいと思います。東京の事故の事で言ってるのかもしれませんが、老人がプリウスだけ乗ってるとは限りませんよね。プリウス好きとして不愉快でした。 (2022年1月23日 23時) (レス) @page34 id: ad6dd6c82c (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽんず(プロフ) - 虎杖が映画見てた部屋は高専の地下にありますよ〜更新頑張ってください!たのしみにしてます! (2021年5月26日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます!最近更新が遅れて申し訳ありません。もうしばらくお待ち下さい。 (2021年4月1日 9時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
nene(プロフ) - 今、読ませていただきました。面白いです! (2021年3月20日 22時) (レス) id: dec3a5e230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2021年3月13日 17時