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「・・・創造主を、過労死させるつもりか貴様等は」



貴様等?複数形。

つまりは、自分に加えてその他の存在。私と同じ考えを持つ者が多いという事実は、慰めになるだろうか?微妙だろう。自分という存在を、私は、もっとも嫌っている。







「最近、多いんだよ。貴様のような狂った魂は。」





狂ってる?


そう言われれば確かにそうだ。だが、そうとも言えない。






「だからこそ、俺は、貴様を此処に連れて来た。輪廻を戻し、転生させる迄だ。」





神と自称するこの男は、何を言っているんだ。

もうあれだ。



こいつの事は、存在Xとでも呼ぶとしよう。






「そうですか。短い人生でしたがあの人から離れられるのならば・・・」






さしあたり、次の人生では、大人と不意打ちには、気をつけることしよう。




人間は、理性に従う人間と理性を始めから持ち合わせていない二種類に分けられると学んだのだから、行動経済学でも学び直す必要があるに違いない。









「・・・、もう懲り懲りなんだ」









私は、微妙に、呟かれた言葉に困惑する事になる。

仇→←漆



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作者名:巫冥 | 作成日時:2017年7月23日 10時

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