【ツイステ】ぶりっ子悪女がやって来て最近寝不足だよマミー（♂）

ストレス120%である ページ24

・


「アルカきゅ〜ん♡」




「……なんですかあれ。」

「アルカを好きになっちゃったみたいなんだよね…。」
「ぶっ！」





朝方にまで渡る大説教の末。しばらく大人しかった汚物であったが最近、アルカにつきまとっていた。その光景をみ、Aからつきまとってる理由を聞いたアズールは思いっきり吹いた。隣に居たリドルとジェイドもお口をあんぐり。つきまとわれてるアルカはかなり嫌そうな顔で殺意をまとっている。今にも魔法を使いそうな勢いである。
はっ、と正気に戻ったリドルは疑問に思った。


「あんだけの大説教を食らったにも関わらずなんでアルカを好きになるわけ？」

「いやー…話すと長くなるんだけどね…。」


Aの話をまとめるとこうである。

あのマレウス大激怒事件が起こった日。実はマレウスが怒ったのはただツノ太郎と呼ばれたからではなく、汚物が監督生の悪口をマレウスに一方的に話した末の激怒であったという。お気に入りの人の子の悪口をずっと話されただけでもかなり不愉快なのに更にツノ太郎と呼ばれぶち切れたらしい。自業自得である。
何故こんなことをしたかというと汚物はこれもAの仕業と思い、私はマレウス様をあの悪女から助けようとしただけ！とアルカに言ってアルカの怒りを増幅させたがAが寝ていたのでぶち切れて叫びはしなかった。ーそれが悪かった。
あの時、汚物はマレウスを止めたアルカを何をどう解釈したのか私を助けてくれたと思い込み、更に大説教はされたが激怒はされなかった為アルカは私に惚れているサポート役なんだ！ということに行きついたらしい。思い込みが激しすぎる。なので今、アルカにつきまとってるという。おまけにアルカは大層顔がよろしいためガチで惚れてしまったのだ。



「突っ込みたいところはたくさんあるけどとりあえずアルカが哀れだということはわかった。」

「アルカさんも怒ればよろしいのに。」

「一回切れたんだけどそしたらアルカが洗脳され始めたって思って夜中に私の部屋に叫びながら入ってきたから怒らないようにしてるの。」

「本当に早く還ってくれませんかね。土に。」

人間兵器爆誕→←説教は朝まで続いた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す