検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:138,681 hit

母性が高すぎます先輩 ページ6




15分以内の食事も終わり、全員それぞれのクラスへと戻っていったがエースはクルーウェル先生に呼び出され連行されていった。さっきの実験失敗してたからな…と哀れみの視線を向けながら監督生とデュース、グリムは教室へと向かった。他愛もない話をしながら歩いていると、


「あ。また会ったな〜。」

「A先輩ぃぃ♡ はい、さっきぶりですね!……と、フロイド先輩。ちーっす。」

「あはは。締められたいの小エビちゃん。」


運動着を着ているAとフロイドに遭遇した。Aにはとっても良い挨拶をするのにフロイドには不良みたいな挨拶をする監督生。大丈夫です、これが彼の通常運転です。
デュースもマブダチの変豹ぶりに一歩ぐらい引いていたが気にしないようにした。自分だって変豹するしな、うん。良い子である。

そんな良い子の横でばちばちと火花を散らす二人。Aはため息を吐くとこら、と二人の背中をぽんと叩いた。


「はいはい。喧嘩すんな。すぐキレない! 授業まで残り4分35秒だよ。早く行かないと遅刻するだろ。」

「何で秒数までわかんのぉ…。」

「監督生も。ちゃんと先輩には挨拶しようね。」

「はいA先輩!」

「ん、いいこ。」


ふにゃりと笑いながらぽんぽんと頭を撫でられた監督生はバブちゃんになると思った。母性EXです。デュースの頭も撫でてじゃーね、とフロイドを引っ張りA達はグラウンドの方へ向かっていった。
ぽつん、とその場に佇んでいるとぽつりと監督生は呟いた。



「おれ、いまうまれた…。」

「うまれたな…。」

周りははらはらと見守ってます→←後日行ったら簀巻きにされた



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (392 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1176人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , 愛され   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふわの | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年6月14日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。