手紙とウツボの襲来 ページ27
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「最近お前と関わったらころすって血文字で書かれた手紙が届くんだけど心当たりあるか? しかも7つ。」
「あるわけないじゃん。」
とある日のお昼休み。
今日も今日とてお菓子屋は大繁盛。お菓子を殆ど売り尽くし、今日はもう閉めよっかなーとAが思っていた時、監督生が暇だからとやって来た。そして冒頭の言葉をさらっと言った。その顔は無表情である。
こいつ表情筋すら動かしてないのかな…とAが思っていると、例の手紙を取り出した。(名前の)が見てみると全て封筒の色が違っており、赤色、黄色、紫色、橙色、青色、水色、黄緑色と随分カラフルなものであった。ただし中身は黒色レターに血文字でころすと書かれている。なんだこのギャップホラーレター。
「毎日毎日届くんだけど。」
「ラブレターじゃない?」
「こんな明らかなヤンデレ臭漂う女の子とかお断りなんだが。てかまず男子校だったわここ。……え?」
「良かったね。男からモテて。」
「微塵も嬉しくないし想像したら気持ち悪くなってきた。」
「さっきから顔変わってないよ??」
そんな会話をしているときであった。
からんころん、と音を立て扉が開いたのは。Aと監督生が扉の方を向くとそこには、
「やっほ〜小魚ちゃん。…あれ? 小エビちゃんもいる〜。」
「お邪魔しますよ。」
「うわ出たな。なんか急に俺の寮に来て俺を締めて去っていったウツボ双子。」
「あ、ごめん。それ私のせい。」
「は??」
ウツボ双子が立っていた。
おまけに手を振りながら気軽に入ってくる。監督生はAに対して色々聞きたいことあるので聞きたくて聞きたくて震えていたがこのウツボ達の前で話すのは愚か者がすることなので口を慎んだ。
双子はA達の側にやってくると不気味ぐらい笑顔のまま、ずいっと一枚の写真を二人に見せた。その写真をみてAはまずい、と焦った。
「なんで、小魚ちゃんとアズールが一緒にいるのぉ?」
「答えてくれますよねぇ?」
ぎらり、と二人が歯を覗かせ額にビキビキと血筋を立てながら笑った。
その写真にはアズールがAに相談している場面がばっちり写っていた。
ー
お菓子屋さんの名前が思いつかないので考えていただきたいです<(_ _)>
みなさん最近ツイステ何やってますか? 私は石貯め頑張ってます。ところでオバブロレオナおじたんに勝てません助けて下さい( ;∀;)
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あ - 続きが気になる… これで終わりですか? (8月13日 17時) (レス) @page34 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
東方ファン - 続きが気になりすぎる (2022年11月13日 17時) (レス) @page25 id: bfe8569d3e (このIDを非表示/違反報告)
はむたろお - 好いた。 (2021年6月11日 19時) (レス) id: 465ae5e9fb (このIDを非表示/違反報告)
ミイ - もっと続きが読みたいです!まさか寮生みんながヤンデレ化するとは思いませんでした。なんかもう怖いです。推しが寮長と副寮長なので複雑すぎる気持ち (2021年4月1日 13時) (レス) id: ee8e1aafa2 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - うわぁ……頑張れください寮長様 (2021年2月22日 20時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
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