【ツイステ】寮生達から重すぎる感情向けられてた寮長達の相談役になってたら寮長達から愛されてしまったんだがどうしよう

三人排除 ページ21

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立ち上がったAに寮長達は大慌てである。必死に止めるがAは気にせず、裏口から出て行った。


裏口から出て行き、正面の方へ行くと殺気にまみれた男達が凄まじい形相でドアを殴ったり蹴ったり殴ったりしている。側から見たらどっかのヤクザか借金取りだ。あ、どっちもいた。
その集団にAは近づいて行った。

最初に気づいたのはシルバーであった。Aを見た瞬間、ギロッと睨む。そして次々とAに気づき、殴ったり蹴ったりするのをやめ全員が彼女を睨む。なにせ彼らが敬愛してやまない寮長達と一緒に居たのだ。女子だろうが関係ない。敵意剥き出しです。

動いたのはコミュ力ツートップの一人、ケイトである。人の良さそうな笑顔を浮かべAに近づくが目がまっったく笑ってない。



「こんばんは〜♪ ここの店主ちゃんだよね？ マジカメで見たよ☆」

「こんばんは。はい、わたしがここの店主です。」

「ここにさ、真っ赤な髪をした可愛い男の子来てない？ 他にも耳や角が生えた人とか。」

「そんな人外来るわけないでしょ。え、てか居るんですか？ こわ。戸締りしっかりしよ…。」

「いやキミ知ってるよね？ ここ、獣人とか買いに来てるじゃん。」

「ちっ！」

「舌打ち！？」


その様子を見て今度はオルトが近づく。


「おねーさん。青い髪の人いるよね？ 僕の兄さんなんだけど。」

「青い髪？ 高校デビューし過ぎじゃない？ そんな人いたらマジカメに上げるよ。」

「角が生えた人もいるはずだ。」

「角？ それなら私見ましたよ。」

「なに！？」

「確か南の方にいましたよ。そういえば、髪かは分からないけど青い炎？みたいな奴も北のほうで見たなー…。」

「本当！？ ありがとうおねーさん！」


シルバーとオルトがダッシュでそれぞれの方へ向かった。


「あ、ちょっと！？」

「赤い髪の人も見ましたよ。ハーツラビュル？でしたっけ？ 入っててましたよー。」

「え、本当！？」


ケイトもダッシュで鏡舎へ向かった。
Aはちろり、と舌を出した。

監督生は犠牲になったのだ→←【宣伝】※追記

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