妖精の君と人間の僕は不釣り合いですか？【Miya×Tama】

6 人間の知識 ページ7

"T"side


藤「おいタマ、本当に行くのか？」


玉「もちろん！神様から許可もらったもん！」


北「人間の知識は全部叩き込んどけよ。」


知識？


藤「テストは満点狙えよ？」


満点？


玉「無理っしょ！」


北「出来る。出来なきゃ退学な。」


玉「鬼っ！大鬼だ！」


藤「俺らは妖精だ。知識には長けてないと。」


玉「一人間として過ごさせてよ！」


北「ダメ。ほら制服！」


準備が速いこの白鳥。


藤「ちなみに俺らが行く高校超進学校だから。」


さらに俺を追い詰める発言をする烏。


玉「尚更満点なんて無謀だって！」


北「退学にならないようにねー。」


玉「なんでそんな余裕なの？」


北「言ったろ？俺らも学校行きたかったの。」


藤「その時人間の知識は全部覚えた。」


玉「いーですねー、記憶力のいい方は。」


そんなに学校行きたかったんだ。


北「タマが本気出してないだけ。」


藤「あ、あとさ。」


玉「何？まだあるの？」


藤「ハデスとタナトスに仕えてる妖精には気をつけろ。」


名前だけ聞いたことある。
どっかの神様だ。


北「あいつらには相当苦しめられたな。」


玉「そんなの誰が妖精とかわかんないよ。」


藤「だから苦しめられたんだよ。」


北「まっ、大丈夫だろ。」


よし！高校ライフ満喫してやる！！！

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