妖精の君と人間の僕は不釣り合いですか？【Miya×Tama】

20 ファン ページ22

"T"side


お披露目会は無事終了した。


みんなでご飯でも食べに行こうか話をしていた時…


女子「た、玉森くんっ。」


同じクラスの女の子。


女子「FAIRIES、ファンになっちゃったの。
だから、その、頑張ってね！」


大きな花をくれた。


玉「うわぁ、ありがとう。」


宮「えっ！？俺も貰った事無いのに！」


北「わー、天性のアイドルめ。」


ニヤニヤしてくるミツを睨みつけた。


北「ごめんごめん。」


女子「北山先輩も、藤ヶ谷先輩も、頑張ってください！」


藤「おぉー、ありがとー。」


それで帰ろうとしてたらさ、


二「ねぇ、なんか地響きが…」


千「本当だ。近づいてるよ？」


横「まさか…」


そのまさかの意味がわからずキョトンとしてると。


「玉森くーーーーん！！！！！」


「北山せんぱーーい！！！！！」


「藤ヶ谷くーーーん！！！！！」


「「「FAIRIES!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」


玉「えっ……」


押し寄せる女子の群れ。


宮「何あの人数…」


横「全校の女子みんな来てんじゃない？」


二「うわー…絶対ファン減ったわ…」


千「兎に角舞祭組は撤退しましょーか。」


舞祭組は逃げて行った。


北「どうすんの？」


藤「歌っちゃう？」


玉「ここで？まぁそれしかないか。」


もっと他にあるだろ！と自分につっこんだけど、結局歌う事にした。

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