妖精の君と人間の僕は不釣り合いですか？【Miya×Tama】

14 昇降口 ページ15

"T"side


はぁ…終わった〜。

学校ってこんなに大変なんだ。


宮「タマの家ってどこ？」


玉「んー、ここからちょっと南。」


宮「家教えて！一緒に帰ろ！」


玉「え、うん。」


宮「行こっ！」


手を掴まれて走る。


二「あ！待ってよ！」


千「ひどーい！置いてくな！」


先生「宮田、玉森！とニカ千！
廊下は走るなよ〜！」


二階堂くんと千賀くんはニカ千って呼ばれてるんだ。

ファンの子たちが言ってたの聞いたけど。
先生にまで浸透してるのは凄いな。


昇降口につくと待っていた3年生組。


宮「あれ？今日生徒会無いんだ。」


横「仕事は昨日までに全部終わらせたよ。」


二「さっすが〜。」


千「今年学園祭生徒会何やるの？」


北「生徒会もあるんだよな。」


宮「毎年恒例の劇？」


横「俺滑舌悪いし…」


宮「横尾さんファンはみんなそのギャップを期待してるの！」


藤「あ、烏だ〜。」


烏を見つけて遊びに行こうとするガヤを引きずり戻すミツ。


藤「痛い…＞ ＜」


北「烏は後な！」


藤「えー…烏…」


横「烏好きなの？」


藤「まぁ。」


横「へぇ、珍しいね。」


宮「あんな黒いのどこがいいの？」


藤「ひ、ひどい。」


仲良く平和に帰りましたとさ。

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