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避けられた。5 ページ6

ハァ…ハァ…。

な、なんとか撒いた…!!


い、息できない…!!!!


一周回って再び資料室の前。


なんか扉を開けるのすっごく怖いですね…


いや、もう流石に居ないと思うんですが


分かってても怖い。


『居ませんように…』


ガチャ…


あ、居ない。


なんだか無駄に緊張しました


中也さん…私の緊張感返せ。


また戻ってこられたら困るので


人生で一番頑張ったのではないか?


と思うぐらいの速さで仕事を終わらせ、報告書を作る


だめだ…森さんのところまでは遠すぎる…


多分近くに樋口ちゃんか龍くんが居る…筈。


根拠??ある訳ねぇだろ。


勘だよ、勘。


その時、


後ろからコツコツと靴音が聞こえて来たので振り返る。


芥「樋口…任務の報告は僕が引き受ける。お前は…」


樋「了解しました芥川先輩。では私は…」



おっしゃぁぁぁぁ!!!


ナイスタイミング!!!


神は私を見捨てなかったぁぁぁぁ!!!!


返り血が付いているのできっと任務から帰ってきたところなのだろう。


ですが私には関係ない!!


君たちより私の方がよっぽど危険な目にあいかけているのだからな!!
↑勿論、中也さんの事です。


『お帰りなさい。樋口ちゃん、龍くん。』


樋「えっ!?あ、もしかしてAですか?」


芥「姿が見えん…。」


『ごめんなさい。ちょっといま厄介な事に巻込まれていて…』


樋「厄介な事ですか?」


『そう、厄介な事です。』


芥「よくわからんが僕には迷惑は掛けるなよ」


『…迷惑掛けるなと言われてすぐにこれは無いと思うのですが
仕事を報告するついでに私の報告書を持って行って欲しいです…』


芥「僕の話を聞いていたか?」


『そりゃもうバッチリと。』


芥「……。」


視線が痛い…。そして怖い。


『報告書持って行ってくれれば明日からは極力迷惑を掛けない様に心がけますから。』


芥「絶対に…ではないだな。」


『根拠が無い事に断言は出来ませんから…』


樋「まぁまぁ!お二人とも!ほ、報告書は私が持っていきますから!」


芥「はぁ…いい。持っていく。」


『ありがとうございます。』


流石龍くん。優しいですね。


…アザーーーーース。

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泣兎 - はなはな☆さんの作品とっても、素晴らしいです。これから更新頑張ってください! (2019年5月26日 14時) (レス) id: 66dfc7360c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - おっ、おわっ、おわっ……おっ……?←終わりですか……? (2018年4月3日 2時) (レス) id: 198a7174c6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください! (2018年2月5日 18時) (レス) id: 198a7174c6 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってください! (2017年10月29日 1時) (レス) id: e43682a536 (このIDを非表示/違反報告)
シダ - 中也アアアアアアアアア!!!!!! (2017年3月29日 19時) (レス) id: c1337401af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハナハナ☆ | 作成日時:2016年10月20日 23時

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