凪君 ページ6
凛のいるチームは見事に勝った。ちなみに僕はその後、何回か、独り言を助言だと勘違いされてなんかお礼いわれた。幸運が勝手に発動しまくって怖すぎる。凛に監督と話すことがあるから先に帰ってほしいと歯を食いしばりながらいわれたので一人で辺りを探索してから帰ることにした
「……え?」
橋の上から落ちてきたスマートフォンを偶々、キャッチしてしまった。誰かのかわからず、きょろきょろしてから橋から降りてきた男子の声がした
「あー、拾ってくれたんだ。ありがとう」
「どういたしまして?」
薄めのグレーをした髪色とたれ目が特徴の男の子にお礼をいわれた
「十連全部でSSRだ。すごーい。これ、君がやったの?」
「うん」
さっき、拾ったミスでガチャのボタンを押してSSRの神引きをやらかしたらしい。こんな時でも神に見放されてない僕ってなんだろう?
「他のゲームアプリでも全部SSRひいてくれる?めちゃくちゃほしい奴、いっぱいあるけど」
「うん」
目をキラキラさせた白髪君を断れずに結局、全部のガチャを引いてあげた。勿論、全部、SSRだったので白髪君はめちゃくちゃ驚いてた
「ありがとう……もしかして……ガチの幸運の女神様だったりする?」
「違うけど……その………☓☓ゲームとかしてる……」
「本当!?じゃあ、ゲームのフレンド交換しよう」
「いいよ」
めちゃくちゃ食いついてくるよ。この子、ゲーム、好きなんだ。とりあえず、フレンド登録するときに驚くべきことがわかった
「え、もしかして、
まさかの同じゲームのパーティメンバーのリアルの姿だった。これも幸運に入るの?
「チョキ君?」
「俺、本名は凪誠士郎。よろしく」
「僕は糸師空。いつも、お世話になってる」
「……びっくりした。ゲームより美少女だから」
「………そんなことない。君こそ、端正な顔立ちだよ」
そんなことないのにめちゃくちゃ照れる
「ありがと。連絡先を交換しよう」
「こちらこそお願いします」
なんか予想していたけど思ったよりも話しやすいな
この後、青い監獄で鉢合わせになることを僕達はまだ知らない
472人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そら(プロフ) - まじでおもろしろいです! (12月9日 10時) (レス) id: de75f09a0c (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - ゆっくりさん» ありがとうございます! (2023年2月12日 13時) (レス) id: 66680d8fcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり - この作品マジで好きです!更新頑張ってください! (2023年2月12日 13時) (レス) @page31 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます (2023年2月3日 18時) (レス) id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
あおい - めちゃくちゃ面白いし、更新スピードも早くて最高です😍これからも応援してます✨ (2023年2月3日 18時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ