スキル幸運EXの糸師家長女

双葉君 ページ13

家族だけの連絡先にいつのまにか、雪宮君と凪君の名前が追加された。家族以外で誰かを登録するのは初めてだ

さて、今日は凛のの付き添いの為に埼玉県までやって来た。しばらく別行動することになり、当たりの公園を捜索していると自動販売機があったのでジュースを買うと当たりがきて3本もあたった

そのあと、わらしべ長者方式のようにジュースを初めに交換しまくってたらいつのまにか、とんでもないものになってた。最新式のバイクである。幸い、免許は取っているので乗ることができる

「試しに走ってみようかな……ん？」

「どうしよう」

頭に双葉が生えた男の子が何やら困っていたので話しかけた

「どうした？」

「え！？あ、えっと……うっかり、寝坊やらかして‥‥人身事故で電車が止まってて……今日は交流試合なんだけど……間に合わなくて」

「場所は？」

「え？」

「送ってあげる」

「え！？でも！？あ、えっと、場所は☓☓公園かな」

「OK。今から連れて行く」

丁度、凜がいるところの近くなのでついでに送ることにした。バイクを飛ばして10分後に目的地について、おろした

「あの、ありがとう!!俺は潔世一！君は？」

「糸師空。礼はいらない。早く行かないと遅れるよ？」

「あ！？そうだ！！ありがとう！！糸師さん！！」

双葉君、もとい、潔君は走っていた。潔君を見ていると……なんか、不思議だ。エゴイストの感じがするから。あの子は。

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