苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない7 (ページ35)

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後の時間ページ35

「いいなー。シエル姉。お姫様抱っこしてもらってるとか……うちもけんちゃんにして欲しい
それになんか、あの空間だけ花が舞ってない？やば」

「お姫様抱っこって目立つけど憧れだよね。それにあの二人お似合いだね」

「お姫様抱っこする場地さん、かっけえ……」

「いや、シエルちゃんかたまったまんまじゃない？あと、めちゃくちゃ目立ってる…」

「あいつ、かっこつけてんな…後でちょっとしめにいくわ」

「気持ちはわかるけどほどほどにしとけよ。マイキー」
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初詣はめちゃめちゃ目立ったし、いつのまにか気を使って周りはどっかにいった

いや、いかなくていいからね

頼むから目の前からいなくならないでほしい

せめて視界のすみでもいいからそばにいてください

私は久々だったから意識が飛んでいた

「うちによっていくぞ。千冬もこい。ペヤングくうぞ」

「はい！場地さん！」

新年早々ペヤングかよ

病院でも食べてたけどなんで飽きないの？

「にしてもシエル軽すぎね？」

「あ場地さん眠ってから食べる量と寝る時間、減ってたもんな」

余計なことはいわなくていいの！

「そっか。じゃあ、太らせないとな」

響きがいや

どっちみち嫌な予感がする