苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない7 (ページ36)

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おうちページ36

初詣の翌日、私は圭介の家に訪問していた

「シエル、傷跡ましになってきたな」

せまいベットに押し倒され、頬に手を添えられなから頭の縫い跡をみられてる

これ、何のシチェーション？

なんか、千冬の漫画で見たことあるようなきがする

ちなみに圭介のお母さんはお父さんとデートにいってる

「ん…圭介の怪我は？」

「まだ医者から喧嘩すんなっていわれてるけどよ、体が訛ってしようがねえんだ。喧嘩したくてうずうずしてる」

だからって昨日、絡んできた不良五十人をぶん殴ってもいい理由にも言い訳にはなんないんだよ

喧嘩依存症か。お前は

喧嘩の禁断症状でてんじゃねーか

「だからって昨日、喧嘩してた言い訳にはなりません」

「お袋にちくったのお前だろ。めちゃめちゃ怒られて外出出禁にされたんだからな」

いわないとまた馬鹿なことするだろ。わかってるんだから

「とりあえずこれからのこと考えよ。東卍とかひとまず置いといて勉強しないと留年するという大問題が発生してるから」

「……」

嘘だろ…忘れてたのかよ

「お袋を泣かせるわけにはいかねーし……どうしよ、シエル」

「勉強しよう。それしか方法はない。私も千冬だけじゃなくマイキー達も協力してくれるってはりきりってるから大丈夫」

「ええ！？あいつらが！？」

めちゃめちゃいやがってんな