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シナリオ ページ9
ぞわっ、あの時と同じく寒気がする
これは間違いなくマイキーが闇に囚われかけている
「敵を殺す?そんな事でシエルを傷つけて兄貴を殺したのか?」
マイキーは一瞬にして羽交い絞めしていた奴に頭突きを食らわせ、足を抑えてた奴ごと一虎を蹴り倒した
……間違いなく本気で怒っている
マイキーは絶対に家族が傷つけられあら怒るから
あ、マイキーが膝をついた
ほんとに頑張り過ぎ…
バルハラの連中はそんなマイキーを見つめて騒ぎ出した
……そろそろ圭介が動きそうだから行かなきゃ
「オイ!マイキーが座り込んだぞ!」
「あんだけ血ぃ流して疲れてんじゃねーの?」
「今ならやれるんじゃねーのか!?」
きさきのスパイがマイキーの首を狙いに行った
やっぱり思った通りの下らないシナリオ
圭介はこれをまってでてきたところをやる気なんだ
「大将首、殺ったぞコラァァ!!」
「東京卍會参番隊隊長、稀咲鉄太
大将は、ウチの隊が責任もって守らせてもらう!!」
ほら、やっぱりね
そろそろいかないと死んじゃう
みんなは信用したらだめなやつを信用してる
「この時を待っていたぜ、稀咲ッ!!」
圭介は稀咲の不意を突いて、持っていた鉄パイプで勢い良く殴った
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作者名：不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年10月15日 17時
