誕生日 ページ36
丁度、エマとマイキーと待ち合わせだった
ドラケンとたけみっちと別れてからすぐさま向かう
「シエル姉ー!マイキー、大好き、ぎゅっとして」
え、待って。このこ…めちゃくちゃかわいい
うちのエマ可愛過ぎねえ?
「喫茶店いこーよ!」
私は右手でぎゅっとエマと手を繋いだ
死んでもいいわ
「シエル姉、左腕使いにくいでしよ?
ウチが代わりに食べさせてあげる」
え、いいんですか?
喜んで‼︎
「はい、あーん!」
「パクッ」
うまい……
あ、すっげえ嫌な予感がします
向こうからドラケンくるし
「二人は最低です」
ひなちゃん、なんか誤解してませんか?
「エマとマイキー!?」
「お前、妹達の誕生日付き合ってんの?マイキー」
「妹?」
「あれ?知らなかったっけ、タケミっち
マイキーとエマとシエルは腹違いの兄妹なんだ
エマとシエルは双子」
なんで気づいてなかったんだよ、たけみっち
お前、なんでわかんねーんだよ
「あれー?ヒナには前に言ったけどなー」
「え!?名探偵さん?それと山岸君」
完全に忘れてるな…
「ホレ、誕生日おめでと」
「あっ、それこの前ゲーセンで欲しがってた奴じゃん」
「シエルも、お揃いのついでに取っといたわ」
この間、私が付き合ってかったやつじゃねえか
おそいのやつは知らなかったけど!?
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月15日 17時