24、ふわぁ ページ40
貴方side
教室へ入った瞬間に宗に手を引かれた
宗「なんだね。その格好は!?」
「え?」
宗に言われて私は自分の服を見た
「わわっ!?透けてる」
宗「ふんっ…僕の上着をきておくのだよ」
「あ…ありがとう」
薫「ちょ何その格好」
泉「びしょびしょじゃん〜」
「奏汰に引きずり込まれたの」
宗「着替えは持ってないだろ?」
「うん…持ってないよ?」
宗「ほら。手芸部に行くのだよ」
「どうして?」
宗「透けてるし…風邪をひくから着替えるのだよ」
「う…うん?行こっか」
そう言って私は宗と手芸部の部室へと向かった
部室へ入るとタオルで頭や体を拭かれ
髪を乾かしてもらった
宗「服は…マドモアゼルに着せてるようなのしかないがそれでいいだろう」
「うん。あ、でもスカートが長いから調節するね」
宗「っ、まて。」
「なに?」
宗「Aっ…風邪をひいてるだろう。僕がしておくから休んでおけ」
「どうして分かったの?」
宗「泉に教えてもらったからね」
「そう…………ありがとうね」
宗「ふん………気をつけるのだよ」
「うん。」
宗「できたのだよ」
「ありがとう。着替えてくるね」
そう言って私は手芸部の奥へ制服を持って着替えに行った
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作者名:十六夜 桜 | 作成日時:2020年2月9日 23時