何度も言うがツンデレではない ページ9
『ひとらん動けるか？』
取り敢えずこの場を離れる為にひとらんに問い掛けると、首を横に振った。
ht「ごめんね。暫くは動けないかな。」
『分かった。おい、ショッピ、大先生、チビ。』
インカムで呼び掛けると、すぐさま元気な反応が帰ってくる。
rb「誰がチビや！」
ut「ロボロがデカイのはアソコだけやもんな。」
syp「スピーカーの向こうには一応女子がいるんですけど、容赦ないっすね。」
『OK。ショッピは後でシメる。私は女子だ。下ネタはどうでもいい。』
まだ思春期入ってんのか。因みに私にそういう時期は無かった。
決して心が無い訳では無いが。
決して！
syp「うっそ……Aかいちょ、お許しを……」
『別に私会長ちゃうし。』
syp「確かに。」
rb「てか、なんで呼び掛けとるん？」
おっと、そうだった。
『ひとらんの救出に成功、しかし能力の反動で体が重たすぎて動けないそう。転移させるから、安全な場所を作れ。分かったか？』
ut「ひとらん……大丈夫なん？」
ひとらんの方を見ると、インカムを貸せ、とジェスチャーをしてくる。
『自分のでやればええやん。』
ht「ぶっ壊れた。」
だから繋がらなかったのか。仕方なくインカムを貸してやる。
ht「……こちらひとらんらん。大ちゃん、ショッピ君、ロボロ。俺は大丈夫。ありがとうね。」
syp「そうっすか。心配したんすからね。」
rb「良かったわぁ……チーノはトントンとペ神と一緒に外で待機しとるで。」
私はひとらんからインカムをぶんどり、ひとつ大事な補足を入れる。
『因みに、ひとらんの口に大火傷の痕があるで。強がっとるけどボロボロやから。』
全く……無理したら迷惑なんやからやめろし。
これでも私達のパーティメンバーなんやから……
ht「そんな事……」
『はぁ？適切な処置をしていない火傷が？ドラゴンが崩した岩に当たったであろう打撲の痕が？ドラゴンの爪の切り傷が？大丈夫なんですかねぇ？』
分かりやすく目を逸らすひとらん。嘘つくならもっと接着剤持ってきたからにしろ。
os「……そんな傷あったん？」
『ひとらんが無理して立とうとした時に、足の動きがおかしかった。』
zm「それだけで理解出来るA、前世探偵やった？」
『ちゃうわ。』
前世はしゃちほこになっていたと信じとる。
ht「まぁまぁ、少ししたら治るでしょ。」
『まぁ強がるのはいいが、迷惑はかけるなよ？』
sho「強がって迷惑をかけない女からのメッセージ……」
シバくぞ？
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Luma - ぺ神よ、それを先に言えw (2021年2月20日 17時) (
レス) id: b17ded2eab (このIDを非表示/違反報告)
ライアー - niさんすげぇ、、、 (2021年1月10日 9時) (レス) id: 21a1021849 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - しおりんさん» コメントありがとうございます。更新程々に頑張りますね！ (2020年12月18日 19時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - これは…この過去はpktさんでは！？だったら美味しいです！更新頑張ってください！ (2020年12月18日 1時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます。もう少ししてからですが更新頑張りますね！ (2020年11月22日 12時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
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