戦闘開始 ページ8
zm「ドラゴンかぁ……ふーん。ひとらんこんなボロボロにさせて、しかも火傷までさせたん？ふーん。」
目の光なんてとうに失ったゾムが、その青い龍に斬り掛かる。いつもの何倍もの速度で。
身体強化のおかげもあるが、やはり人は怒らせると強くなるものだな。
os「助けにきたよ、ひとらんらん。」
ひとらんは弱々しく顔を上げ、オスマンの差し出した手を掴む。
ht「ありがとう。待ってたよ。」
os「……にしても、大丈夫？火傷。」
ht「大丈夫……かなぁ。それより、反動がキツいんだ。鉛みたいに体が重たい。」
ひとらんの口元には、大きな火傷の痕が残っていた。
痕になっているということは、かなり前からコイツと戦ってたと言う事だろう？二人で？
gr「俺の友、そして未来の部下を酷い目に遭わせた礼は、きっちり受けて貰うぞ？」
グルッペンも剣を抜き、戦闘に加わる。
『んまぁ、別に嫌いって訳でもないし、なんか無性にムカついとるから、そこの龍。地獄で詫びろ。』
私もナイフを龍の右目に投げる。青い瞳は瞬く間に赤く染まっていく。
kn「細切れにするまで許さんから。」
コネシマも氷の槍を龍の左目に投げる。失明だな、あぁ。おめでとう。
sho「久々に全力で殺るわ。お前は選ばれたで？おめでとう。」
雷を纏わせ、加速するシャオロン。あの速度でシャベルを振り下ろされたら一生ミンチ肉食べれなくなりそうだ。
em「相変わらず皆さんお強い事で。ひとらんさん、こちらに避難してください。」
魔道具で結界を作り出し、ひとらんをその中に避難させる。トントンから貰ったんか。
ht「ありがとう……」
『ゾム！』
zm「せーの！」
息を合わせて、私が裏取り、ゾムが囮をする。
まぁ、ゾムが囮の時はだいたい……
zm「正面のガード、全力でやってそれかいな！」
正面のガードでさえ突破するんだよな。
『後ろガラ空き、前もクソ雑魚。はい、お疲れ様です。龍として生きる価値ないから。』
かなりイラついているので、罵詈雑言を浴びせる。向こう側には言語が理解出来てないのだろう。呑気に炎を吐こうとしてやがる。
『あーはいはい。凄いでちゅねー？』
sho「その割にはガス欠やなー？」
変換で空気に変えてやる。物質ごと変換させるのは、やはり負担が大きいのは内緒だ。
それからはもう、手も足も出せないドラゴンを、一方的に蹂躙していった。
思い返せば、完全にヤバいことばかりしていたと思う。
gr「……やったか？」
kn「ふぅ……ゴートゥーヘル、やな。」
地面に散乱する青黒い鱗を見て、私達は呟いた。
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Luma - ぺ神よ、それを先に言えw (2021年2月20日 17時) (
レス) id: b17ded2eab (このIDを非表示/違反報告)
ライアー - niさんすげぇ、、、 (2021年1月10日 9時) (レス) id: 21a1021849 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - しおりんさん» コメントありがとうございます。更新程々に頑張りますね！ (2020年12月18日 19時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - これは…この過去はpktさんでは！？だったら美味しいです！更新頑張ってください！ (2020年12月18日 1時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます。もう少ししてからですが更新頑張りますね！ (2020年11月22日 12時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
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