報連相って知ってるかい？私が嫌いな野菜なんだ ページ46
rb｢そうサラッと言うもんちゃう！｣
gr｢知ってるならすぐに連絡しろ！なんの為のインカムだ！｣
ロボロの言うことは真っ当なので仕方ないが、ちょっとグルッぺンが言う事は理解ならん。
『だってお前ら寝てたし。インカム外しとるし。電源切っとるし。』
その状態で連絡したって無意味だろ。魔石の無駄だ無駄。
tn｢やっぱ、四天王を倒したのが関係あるんやろか。｣
kn｢まぁ、このタイミングっちゅー事はそういう事やろ。｣
em｢魔王城って、四大陸の中心でしたっけ？｣
sn｢うん。普段は地下にあるって話だけど。｣
ようやく落ち着きを取り戻したらしく、もっともらしい会議を始めだした。冷めた紅茶を口に含みながら。
『まぁ、もうそろそろここも出る予定だし、次の目的地はそこでいいか？』
ht｢うん。いいと思うよ。｣
os｢もう旅も終わりって感じだねー。｣
zm｢なんやかんや言って、もう冬やしな。｣
そう、空気が乾き、本格的に寒さと戦わなければならない季節。
その季節が終われば、もう一年経つことになる。
一年、経つことになる。
shp｢なら、とっとと準備しちゃいましょ。移動にも時間はかかるんですよね？｣
らっだぁ曰く、確か数十kmはあるとか、ないとか。名古屋から東京くらいやろか。確かそんなもん。それを徒歩で行くってんだから、身体強化を掛けたところで一ヶ月はかかる。
ni｢結構時間が掛かるなら、俺らで馬車用意しよか？｣
そんな所で兄さんが、あっさりと凄いことを言い出した。本来馬車を用意するには、商人などの身分が証明出来るものと、ある程度の信頼、そして莫大な――資金が必要になる。
いくら私達が依頼でお金を稼いでいるとはいえ、流石に車一台を、魔王城に行く為だけの乗り捨てとして買うのは無理だ。金銭感覚は庶民だからな。
『それは有難い申し出だけど、ペ神はともかく、兄さんはどんな人なん？馬車って、ある程度の身分証明と信頼が必要なんでしょ？』
私がそう言うと、あぁ、君には言ってなかったわ。と、苦笑いを浮かべて説明をした。
そしてそれは、予想より若干上を行っている内容であった。
ni｢〘空間の運び屋〙。時空っていう、ペ神と同じような、普通の魔法の枠組みから外れた存在。時空魔法っていっても、そんな万能では無いけどな。異空間に繋げて、そこに物を突っ込む。すると一切劣化せずに物が保管される。だから、品質を落としたくない物の郵送の時は、俺に依頼が来る。まぁ、要約すると王家御用達の運び屋ってことやな。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 576人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Luma - ぺ神よ、それを先に言えw (2021年2月20日 17時) (
レス) id: b17ded2eab (このIDを非表示/違反報告)
ライアー - niさんすげぇ、、、 (2021年1月10日 9時) (レス) id: 21a1021849 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - しおりんさん» コメントありがとうございます。更新程々に頑張りますね！ (2020年12月18日 19時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - これは…この過去はpktさんでは！？だったら美味しいです！更新頑張ってください！ (2020年12月18日 1時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます。もう少ししてからですが更新頑張りますね！ (2020年11月22日 12時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
