安易にフラグなんて立てるな ページ3
rb「ひとらん？チーノ？」
ロボロがインカムに連絡を入れる。
すると、反応が帰ってこなかったのか首を振る。
『転移……も使えへんな。』
2km以上先におるって事か？
tn「一つ問題終わったら、すぐに問題起こすんか？ここのパーティー……」
ut「そんな事言っとる場合ちゃうやろ？最悪誘拐とかもあるって事やろ？」
ふわふわとした声色ではなく、ガチトーンの大先生。
そういやチーノお気に入りみたいな発言しとったな。
syp「アイツ、午後からは依頼受けに行くって言ってましたよ！」
zm「ギルドで聞き込みに行ってくる……！」
『ゾムだけやと不安やな……私も行く。』
os「らんらん……大丈夫なん？」
gr「即死するほどやわでは無いだろう。ただ、四天王に出会ってたら……」
sn「希望的観測、大事だよ！大丈夫、二人とも無事やって！」
何か不穏な予感がしつつも、私とゾムでギルドに向かう。
チーノ、ひとらん。
どこ行ったねん……
「嬢ちゃんと緑坊主！どうしたんだ？切羽詰まった顔して！」
『チーノのひとらん見ましたか！？』
「眼鏡坊主と白坊主か？見たぜ。ただ、二時ぐらいに見たっきりだがな。もしかして行方不明か？」
zm「せや。……どこ行ったか分かるか？」
ロールプレイなんて忘れ、ゾムが尋ねる。
「さぁな。ただ、受付嬢なら知ってると思うぜ。記録取ってるし。頑張れよ。」
『すみません！』
受付嬢の元へすぐに方向転換すると、話を聞いていたのかすぐに教えてくれた。
「えっと、二人は3km位先の運河にいる魔物の駆除依頼を受けたけれど……そんなに危険な依頼じゃない筈。」
転移が使えて無かったことから、きっとそこにいるのは間違いないだろう。
インカムで連絡を入れると、すぐさま奴らがギルドへとやってくる。
os「3km先か……」
sn「てか、インカムって随分と廃れたもの使っとるな……でも、今はそんな場合ちゃうか。」
インカムが廃れた……？
確かに、私達が使ってるの見て何も言ってなかったな、冒険者共。
と、まぁそれは後で話を聞こう。
zm「身体強化使うか？」
gr「あぁ。」
ゾムが身体強化を掛け、私達は急いで目的地へと走り出す。
最近疲れがやばいが、そんな事考えてる場合では無い。
夜になり、魔物も活発に私たちを襲いかかるが、それを切り捨てて走る。
何度も何度も繰り返す。
そして、1km程走っていると、急にインカムに連絡が入る。
ひとらん達か！？
「…………ン…………け…ｻﾞｰ……」
それは砂嵐ばかりで、全く聞こえなかったが。
『相当ヤバい状態やないか？』
それだけは、理解出来てしまった。
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Luma - ぺ神よ、それを先に言えw (2021年2月20日 17時) (
レス) id: b17ded2eab (このIDを非表示/違反報告)
ライアー - niさんすげぇ、、、 (2021年1月10日 9時) (レス) id: 21a1021849 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - しおりんさん» コメントありがとうございます。更新程々に頑張りますね！ (2020年12月18日 19時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - これは…この過去はpktさんでは！？だったら美味しいです！更新頑張ってください！ (2020年12月18日 1時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます。もう少ししてからですが更新頑張りますね！ (2020年11月22日 12時) (レス) id: 8eec1eca06 (このIDを非表示/違反報告)
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