第三十三話 ページ35
『________はい』
太宰の声が聴こえ、森は微笑を浮かべた。
森「太宰君かい?私だ、森だよ。」
『………森さん、貴方の所為で今探偵社は殺気に満ち溢れていますよ。
一体何の用ですか』
森「Aさんの事でね」
其の時、森は電話の向こうから凄まじい量の殺気を感じた。
森「Aさんを探偵社に帰そうと思うのだよ」
『………何を考えているんですか』
森「深い考えはないよ?
エリスちゃんがね、Aさんを探偵社に帰さなかったら
二度と口を聞いてあげないと云うものだから全く酷いよねぇ。
それで、誰かを迎えに寄越して欲しいのだが、善いかね?」
『判りました。
すぐに向かわせます』
森「それでは」
通話を切り、森はエリスに顔を向けた。
森「エリスちゃん、これで善いよね?」
エ「えぇ!
それじゃあリンタロウ、好きなお洋服を選んで頂戴?」
森「全て着て欲しい処だけど、流石に………」
エ「あら、別に良いわよ」
すっかり上機嫌になったエリスは、森の頼みをあっさりと承諾した。
森「本当かい!?
それじゃあ、此の薄いレースをあしらった可愛いドレスを!」
エリスは自分の選択を後悔する事になるのだが、
それは少し後の話である。
********
4/30
制作途中の時に非公開にするのを忘れて居りました。
申し訳御座いません!
そして遅れてしまいましたが、中也さんHappy Birthday!
二ヶ月間、太宰さんより歳上になれるので物凄い喜びそうですね(*´∀`*)
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アミ(プロフ) - 二十一話の最後、吹きました…まさかですよ (2017年8月26日 21時) (レス) id: 414d8a5104 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 ?^?ω?^?(プロフ) - 何回読んでもすごく面白いです! (2017年8月7日 23時) (レス) id: a4b4b6f943 (このIDを非表示/違反報告)
loveΣ(プロフ) - 有り難う御座います!出来るだけ早めに更新しますが、色々都合上ほぼ休日に更新すると思います。暫しお待ち下さい! (2017年4月25日 18時) (レス) id: d9249ee997 (このIDを非表示/違反報告)
ファーストMe - めちゃくちゃ面白かったです!続き待ってます!(*^▽^*) (2017年4月25日 8時) (レス) id: d48a818a0f (このIDを非表示/違反報告)
loveΣ(プロフ) - 黒猫 ?^?ω?^?さん» 有り難う御座います!更新スピード上げれたら上げますね(*~~▽~~*)ゝ (2017年4月24日 7時) (レス) id: d9249ee997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:loveΣ | 作成日時:2017年3月27日 17時