3,日向翔陽の妹は

#102 ページ21

翔陽side

もしかしたらあの墓にいるかもしれない！！

墓につくと花束を置いてちょうど立ち上がっているAがいた。


｢A！｣

『えっ、嘘！やば……幸せになるんだよ！！！』


Aは笑顔で言うと走り出した

で、電話しないと！

｢もしもし！墓で見つけました！｣

俺はそのまま追いかける

そこにAの姿はなかったｰｰｰｰ

ーーーーー
夢主side

逃げきれた！？

でももう見つかっちゃうなんて予想外

早めにしないと

近くの美容院に入って髪を染める

『黒髪にしてください』

｢了解！｣






『えっ、凄い！！』

私の髪は姉さんと同じような綺麗な黒髪になっていた


少し長めの前髪も真ん中でふわっと分けて今までと違うようにする


それを夜会巻きみたいにして前可愛いなと思って買っておいた蝶の髪飾りをつける


『完璧すぎる！！！ありがとうございました！』

次に化粧品を取り扱っている店に行ってカラコンを買う

紫にしたの

蝶の髪飾りと同じ色の

つけてみると本当別人

服屋に入って店員さんに似合うコーデをしてもらってその後タピオカちゃんを買って飲んでいる

こんなに姿が変わっていたらきずかないだろ！

メイクもしたし

｢ちょっといいですか｣

と思ったらいきなりはなしかけられたよ！？

まぁあの人たちじゃないだろうし…

と思って顔を上げたらoh......

烏野のメンバー

『どうしました？』

｢あの、こんな子見ませんでしたか？｣

そこには私の写真

こんな写真見せんなよ！！！

『見てませんねぇ。力になれなくてすみません。何かあったんですか？』

｢部活内で色々あって姿を消してしまったんです｣

『そうですか…お気の毒に。頑張ってくださいね。では私はこれで』

よしよし！

気が付かれてないよォ！

いい調子！

よし、新幹線のろ

と思って駅に言ったらよ

見張りです！というふうに青城バレー部が

うわぁぁぁ

普通に通ろう、うん





｢すみません、ちょっといいかな？｣

嘘でしょぉぉぉ！？

『なんですか？』

｢君日向A？｣

そう聞いてきたのは英

『違いますけど…私は似てるんですか？』

｢はい、雰囲気が｣

こういう無気力系の人って人のことよく見てるから嫌になる

『そうなんですか。では新幹線に乗り遅れるので』

｢名前だけ教えてください｣

名前…名前ならもう決めてある

『神凪舞蝶(かんなぎ まう)です。では』

強くなれるように入れた"神"

姉さん達を忘れないように入れた"蝶"

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