花曇り、とはかけ離れ ページ4
惑歌 (ハッ!)
惑歌「ここは、、、学校の近くの森?」
矢「フラワーと出会った場所だな」
ガサゴソ
惑歌「キャッ」
草むらが動いたと思ったら、フラワーが…
いや、髪の先が左に向かっている…?
その子は草を枯らしていて、フラワーが草を生き返らせようとするが、この世界に入ってから3人とも力が使えなくなっている。
するとその子はこっちに気がついたようで、
フラワー?「僕はこの世界、いや、君達にとっては鏡の世界のフラワーさ」
鏡フラワー「あと僕の持っているこの赤い死神の花は、君の持っている青い粗悪品と違って、命を死なす事しかできない。
まあ、死を使う我々にとって、人を生き返らせるしかできないだなんて粗悪品にもならないだろうけどね!」
ビュッ
風を切るような音が聞こえ、彼の花から赤黒い小さな粒のようなものが飛び出してきた。
フラワー「逃げてて!!」
二人を先に行かせるとフラワーは
フラワー「不意打ちとはひどいよ〜
まぁ試練合格の為には君を倒さないといけないのかな?」
靴の先の尖ったところで腹の横を蹴る。
鏡フラワー「ぐっ!?」
相手は少しよろけるがすぐ立ち直し、広範囲に命を落とす赤黒い粒を拡げる。
フラワーは走って逃げ、相手の後ろにそっと忍びこもうとする。
しかしすぐ感づかれ、至近距離で粒をかけられてしまう。
相手の腕を掴み、せめて道連れにも、と考えるが、
来るのが遅いことを心配した二人が戻ってきてしまい、
フラワー「僕のことはいいからとにかく先に進んでて!」
二人はその言葉を信じ先に進む。
フラワー「一生に一度は言ってみたいセリフだけど、、やっぱ一人はちょっと、辛いかな。」
そう思いながら死神はそっと目を閉じた。
惑歌「ねぇ、やっぱり大丈夫かなぁ」
矢「あの声は覚悟していた、絶対に戻っちゃいけない」
少し歩くと矢と出会ったところについた。
鏡矢「お前らが俺が殺さないといけない奴らか」
すると突然空が黒雲に包まれ、
鏡矢「俺はあまり日光に当たっちゃいけないからね〜あと俺は黒雲を操るからこうゆう事もできるんだよね〜」
するとニタニタ笑った矢のような人が周りに沢山出てきて、
沢山の鏡矢「みんな俺と同じ動きをするんだよ〜早く倒さないと君たちを殺しちゃうからね〜」
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作者名:山岸ふあ | 作成日時:2020年4月14日 21時