喜怒哀楽。 ページ19
モトキside
彼女は感情の変化が激しい。
A「わあ、もっきゅん！ありがと！」
とある時は、新作のグミがグレープフルーツ味でこれはAが喜ぶと思って買ってきたら、案の定喜んで食べてた。
A「ねぇ〜、なんで進まないの？」
かと思えば、編集中にパソコンが動かなくなって、そいつを睨みつけながら頬をぷくりと膨らませて怒ってる。
A「最悪、パソコン落ちた...。」
そしてパソコンの電源が強制的に落ちて、編集中の動画が振り出しに戻ると、眉を下げながら悲しそうな顔をするんだ。
でも、俺がそんなAの頭をよしよし、って撫でて「俺も手伝うから早く終わらせて、一緒に夜ご飯作ろう？」って言うと、
A「本当に！？じゃあ頑張る！」
なんてすぐに笑顔になって、ふふって笑いながら「今日は何作ろうかな〜？」って楽しそうな顔に変わる。
「Aは本当に喜怒哀楽がはっきりしてるね。」
A「そう？逆にもっきゅんにはもう少し、喜怒哀楽ハッキリしててほしいな。笑」
「ふふ、そうだね。自分でもそう思う。」
A「でも、そこがもっきゅんらしいところでもあるからね〜、やっぱりいつも通りでいいよ？」
「どっちだよ。笑」
なんて言うと可愛い顔して笑うから、俺のものにしたいなんて思ってしまう。
そんなのダメなのは充分わかってるから、首を横にぶんぶんと振って、自分に言い聞かせる。
でも、もしマサイじゃなくて俺を選んでたら... なんて。
「... ねぇ、もしさ、マサイが告白する前に俺が告白してたら、いいよって言った？」
A「どうしたの、急に。笑」
「んーん、気になっただけ。」
A「私はマサイくん一筋。どんなこと言われたって、マサイくんが1番好き。」
そう言って、いたずらに微笑むと「でもね、」と言葉を続けるから相槌をうった。
A「もっきゅんは一緒にいて安心する、私にとって大切な存在だよ。」
そう澄んだ瞳で見つめられるから、この瞳を俺でいっぱいにしたかった、なんてキザなこと思いながら、後悔するんだ。
まあ、好きな人が幸せならそれでいいか、なんてポジティブに考えて、息をひとつ吐いた。
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霜月(プロフ) - めっちゃキュンキュンします！プロポーズの回はいつ見ても感動....!!!次の話はどうなるんだろう...？楽しみにしてます！ (2018年9月14日 16時) (
レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ヤバイ…… (2018年9月11日 20時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 次の話、めっちゃ楽しみ! (2018年8月14日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃらめる - めっちゃ感動...これからもよろしくです！あと、リクです！カムチャツカ半島ゲームやってみたってお話お願いします！ (2018年8月12日 14時) (レス) id: c05eccd61c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ松 - これからのお話も楽しみです！ (2018年8月11日 7時) (レス) id: 79b73baa10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春 。 | 作成日時：2018年5月29日 19時
