No.6 ページ9
私が頷いたと同時にディーノ…さんが私のことを抱き上げた。
…さん付けしてほうがいいよね。
ディ「よしっ！じゃあ行くか！」
貴「…うん。」
今ってまだ原作入ってないよね…
なんならリボーンがディーノ…さんのとこにいる時期あたりだよね…？
森を抜けて少し歩いたところにディーノさんの家(家って言っていいのかわからんけど)はあった。
そこに着いた途端にディーノさんの顔面に誰かが思いっきり飛び蹴りをした。
？「おい、おせーぞへなちょこ。どこで道草食ってやがった。」
ディ「リ、リボーン！」
あれがリボーン…
そして飛び蹴り痛そう…
視線を下の方に下げるとリボーンと目があった
リボ「おい、ディーノ。誰だそいつは」
ディ「…あ、ああ。こいつはな…」
少し躊躇う素振りを見せながらも先程私が説明したのと同じようにディーノさんがリボーンに説明をした。
するとリボーンが何の躊躇いもなくこちらに銃口を向けた。
ディ「…！おいっリボーン⁉」
ディーノさんが焦ったような声を出す。
別に怖くはない。
前世での嫌われ続ける日々に比べたら…
あの人体実験に苦しむ日々に比べたら…
全然怖くない。
何もされず死んだことに気づかぬままに死ぬのなら苦しむことはないのだから。
どちらにせよエストラーネオファミリーの子供だと知られれば虫けらみたいに殺される。
ただ１つ心残りあるとすればまた愛されなかったってことだけ。
でも…それはしょうがないこと…
だって私は神様にも嫌われているのだから。
カチャリッと銃に手をかけた音を聞いて静かに目を閉じる。
来るはずの衝撃はいつになっても来なかった。
そっと目を開けるとリボーンはもう私に銃口を向けてはいなかった。
貴「…何で？…何で私のこと殺さなかったの？エストラーネオファミリーの子供と知られれば虫けらみたいに殺される。」
リボ「オレは家庭教師だからな。それにおまえは人体実験をされていた。違うか？」
最初の言葉の意味はわからなかったがリボーンの質問にコクリと頷く。
リボ「オレがお前に銃口を向けたのは生きることへの執着心を持っているか知りたかったからだ。もし人体実験をされていたという言葉が偽りの言葉ならば銃口を向けられた時静かに殺されるのを待って目を閉じるようなことはしないその年なら尚更。故にお前の言葉に嘘偽りはない。だから殺さなかった。」
その言葉に妙に納得してしまう。
でも、疑問は残る。
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シロ(プロフ) - 更新頑張って下さい！良い作品だと思います！ (2019年9月13日 20時) (
レス) id: 1e9e5f7638 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：読者の皆様 | 作成日時：2018年12月14日 19時
