【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART7 (ページ29)

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story319 ウェディングイブ15 ページ29

Aside

その後、私達はいったん店内に入る
まあ、他の人達の聞き込みもあるからね

「えっ!?殺人!?自殺じゃなくて？」

小五郎さんは自殺ではなく殺人と聞いて驚いていた
どうやら警察は殺人だと思い込んでいる様ね...
本当は違うけど萩原さん達に真相を全て伝えてあるがあえて黙って欲しいと頼んだ
その理由は......目の前に組織の一員・【バーボン】らしき人物がいる為、迂闊に話す事ができなかったからだ
私がムーンライトだって事をきっと知らないと思うし、問題は諸伏さんが生きてると分かれば大変な事になるのは一目瞭然ね...

早く事件を解決して、彼に気づかれない様にここから立ち去らなきゃ...！
私は後ろの方で諸伏さんと一緒におり、諸伏さんには伊達メガネをかけさせていたが顔を見られる可能性が高い為、サングラスに変えて貰った
諸伏さんの姿を萩原さん達に見られたらさらに面倒な事が起きるからね

「あぁ、コナン君が見つけた付け爪の先に僅かに皮膚が付着していてな。聞けば彼女はあの付け爪をついさっきネイルサロンで付けて貰ってたそうじゃないか。となると...その付け爪に付いていたのは彼女が車の傍で誰かと争った時に付着した犯人の皮膚の可能性が高い！」

「だ、誰だ!?誰が初音を殺ったんだよ!?」

「おい」

「えーっと...貴方は加門さんと婚約していた伴場頼太さんですな？」

「あ、ああ。そうだよ」

小五郎さんの疑問に目暮警部が答えた途端、伴場さんが血相を変えて目暮警部に掴みかかっており、松田さんは伴場さんを落ち着かせようと止めた後、目暮警部は伴場さんに問いかけると伴場さんは驚きながらも答える
.........事件の真相をすぐに話したいけど、バーボンがいるから迂闊に話せないのよね

「あんたの右手の怪我...それは何だ？」

「こ、これはさっき転んだ時にコップの破片で...」

松田さんが伴場さんの右手の怪我は何なのかと問いかければ、伴場さんは右手の怪我を見ながら転んだ時にコップの破片で怪我をしたと答えた後、高木さんが萩原さんに何かを渡している様子
何を渡してるのかしら...？
後ろの方にいた為、何を渡したのか分からなかった

「じゃあ、このヘアブラシに見覚えは？」

「あ、ああ...俺のだよ。旅行用のトランクに入れてあったはずだけど...」

萩原さんは手袋をはめたまま袋の中に入っている物に見覚えはあるかと問いかけると伴場さんは自分の物でトランクに入れていたと答えている
どうやら渡した物はヘアブラシみたいね...