story318 ウェディングイブ14 ページ28
Aside
「分かった。すぐに調べるよ」
私はヒロキに伴場さんと加門さんの事を調べて欲しいと頼むとヒロキはすぐに引き受けてくれた
きっとあの二人はきっと決して結ばれない運命ね...
今回の事件は今までよりも悲しい結末を迎えるはずだろう...
「A、事件の真相はもう分かってるんだろ?」
ヒロキと電話を終えた後、松田さんが私に声をかけると同時に事件の真相を分かっているのかと問いかけてきた為、私は静かに頷くと萩原さんと伊達さんも気になったらしくこっちへ来る
とりあえずこの三人だけ私の推理を話しましょ
私はこの三人のみ事件の真相を先に話した
「えっ...!?そんな事って...」
「それで彼女はあんな事を...」
「だが、それが本当だとしたら...」
『えぇ...この事件、とても悲しい結末を迎えるのは間違いないでしょう...』
萩原さんが驚き、伊達さんは加門さんが亡くなった理由を知って顎に手を当てながら考え込み、松田さんはまさかとは言わんばかりの表情になっていた為、私は物静かな声でこの事件は悲しい結末を迎えるのは間違いないと伝え、店内にいる伴場さんを悲しげな眼差しで見つめていた時...
「ねえねえA姉ちゃん」
『どうしたのコナン君、何か見つけたの?』
新一君が何かを見つけたらしく私に声をかけてくる
何を見つけたのか気になった私は新一君の方を向かった時、あの三人の目が私達に疑いの眼差しを向けているのを知らずに...
「コラァ!またお前は!」
「まあまあ」
「A姉ちゃん、これって付け爪だよね?」
『あら?ずいぶん綺麗な付け爪ね...もしかすると加門さんがネイルサロンでやったやつかも知れないわね。でも...何でこんな所にあるのかしら?』
小五郎さんが新一君が現場に来ていた事を知り、新一君に向けて拳を作りながら殴ろうとしているが高木さんに止められているが、新一君は指を指しながら落ちている物を見て付け爪だと言っていた為、新一君の隣に行き、指を指した方を見てみると綺麗な付け爪
この付け爪...まだ汚れていないし、キラキラしているから真新しいわね
「加門さん、二時間くらい前にネイルサロンに行くって言ってパーティーから出ていったんだ」
「えっ?」
「(もしかしたら、まだ自 殺だと断定しねぇ方がいいかもな...)」
新一君は加門さんが二時間くらい前にネイルサロンに行くと言ってパーティーから出た事を伝えた途端、高木さんは驚いていた
どうやら...事件の真相は私達以外、分からない様子ね...
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時