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story155 集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド67 ページ9

No side

一方、小五郎達はピアノの方を調べ終え、小五郎が部屋の明かりを付けた時...

ダァン!!!

館内に大きな銃声が鳴り響き、それに気づいた茂木と小五郎は銃声が鳴った場所へと走る

「じゅ、銃声...!?」

「中央の塔の方だ!」

小五郎は驚きながらそう言うと茂木は中央の塔の方だと言ってその場所へ向かいながら走っていくと誰かの姿が見えた様子でそれに驚いて行ってみると倒れていたのは何と槍田だった
彼女は口と左胸に血を流して倒れている
茂木は槍田を抱え、脈を測っていた

「そ、槍田さん...!?」

「駄目だ...このねーちゃんは心臓を撃ち抜かれてやがる...」

「クソッ!」

小五郎は槍田さんの名前を呼ぶが脈を測っていた茂木は既に亡くなっている事を知り、小五郎は悔しそうに叫んでいた
その時、階段の上では新たな殺し合いが始まろうとしていた事に気づいていなかった...









Aside

『さっきのやりとり、全部見てたわよ。探偵さんが人を拳銃で射殺するなんて...殺人者と変わらないけど?』

私が物静かな声でそう言うと探君は私がいた事にかなり驚いていた
どうやら私の気配に気づいていなかった様子だ

「Aさん、僕と槍田さんの様子を見てたんですか...盗み聞きとはあまり感心しませんね...」

探君はそう言いながら拳銃を取り出し、私の方へ向けるも黒の組織に入っている私は怖いなんて思っていないわ
もし、これに怖がっていたら組織には入っていないしね...

『あら?盗み聞きとは人聞きが悪いわね。ただ貴方達の最期がどうなるか気になって仕方がなかったのよ。まぁ、槍田さんより先に貴方が彼女に拳銃を撃つなんて思ってもいなかったけどね...それに私は貴方の推理とは全くの逆よ。爆弾を仕掛けた車に犯人が自ら危険を冒して乗る訳がない...と言う心理を逆手にとり、貴方は車に乗ったのよ。そこで千間さんを殺し、自分を容疑者から外そうとした...まぁ、私は探偵じゃないけどこれは......私が導き出した答えって所かしら?』

「貴女が拳銃を隠し持っていた事には驚きましたよ...それに...僕がそんな事をするとでも思ってるんですか?」

私はそう言って隠し持っていた拳銃を取り出し、探君の方へ向けるも探君は拳銃を下ろすのを止めない
まぁ、下ろさないのが普通よね...

『えぇ、貴方の頭脳は私ほどじゃないけど...それくらいの頭脳があれば、そんな事は容易いんじゃなくて?』

私は物静かな声でそう言いながら未だに拳銃を下ろさずに探君に向けている

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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