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story151 集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド63 ページ5

Aside

千間さんがそんな大人数だと船が沈むと言うと探君も確かにと言っていた時、新一君がコインで決めた方がいいと提案し、ポケットに入れていた財布を取り出して車の上で小銭を落とす

「あらおチビちゃん、気が利くじゃないの」

千間さんはそう言って何故か近くの500円玉ではなく奥の10円玉を取る
あら?普通は自分の近くにある所から取るわよね...?
どうしてわざわざ奥から取るのかしら...?
私は違和感を感じ取り、他の人達に気づかれない様に目を細める

「原始的な方法ではありますが」

「まっ、しゃねーな」

探君は5円玉を取り、小五郎さんは100円玉を取って眺めている
その後、コインの表が出た人が車で橋を見てくる事になり、誰が乗るかは決まった様だ
でも私は犯人が誰なのかこの時に分かった
多分、他の探偵さん達も気づいたでしょうね...

「行くのは私と毛利さんと茂木ちゃんだね」

表のコインが出たのは千間さんと小五郎さんと茂木さんの三人
あら?新一君のあの顔、もしかして犯人が分かったのかしら...?

『新一君、犯人はもう分かったって顔してるわね(ボソッ』

「そう言う貴女だって犯人はとっくに分かってるって顔してるじゃないですか(ボソッ」

私は小さな声でそう言うと新一君がとっくに分かってると言う様な顔してると言ってきた
私ったら、そんな顔してたのかしら?まぁ、いいわ...
メイドさんの車のライトを光らせ、運転席に千間さん、後ろの席には茂木さんが座っていて、その後に助手席に小五郎さんが乗り込んだ

「気を付けてよ、お父さん」

心配だったのか蘭ちゃんが駆け寄りながら小五郎さんにそう言うと小五郎さんはシートベルトをしながら頷いていた
車は橋へ向かっていた時、新一君が何かを見つけた様子

「(あっ、アレって...まさか...まさか!)」

新一君に気づかれぬ様にチラッと見てみると別の車の屋根に白い×印が貼られている
もしかして...アレって...

「さぁ、中に入って待ちましょう。ほら、行くわよ」

「あっ、はい」

槍田さんが屋敷の中で三人が戻るのを待っていた方がいいと言っていた為、蘭ちゃんは返事をして槍田さんの後についていき、私も無言のまま二人の後を追いかける一方、新一君は黙ったまま探君の方へと見ている
橋の事が少し気になるけど今は我慢しておかなきゃ
だって...もう目に見えてるからね
後は犯人が何かを仕掛けてくるのを待つしかないわね...
その時、小五郎さんと茂木さんが帰ってきたが千間さんの姿が見えない

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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