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story185 ピアノソナタ『月光』殺人事件17 ページ40

Aside

次の日の朝、日付は4月7日
譜面を取りに来ると思われていたが、結局は犯人が来る事はなかった
寝ている小五郎さんを放っておいて私は目暮警部に電話をする
その後、目暮警部と萩原さん、松田さん、伊達さんが来てくれた
四人に会うなんて凄く久しぶりだわ...
ちなみに佐藤警視、佐藤さん、白鳥さん、高木さん、千葉さんは別の事件の捜査があって来られなかったらしい...
会えないのは残念だけど仕事だから仕方ないわよね...

『お久しぶりですね。目暮警部、松田さん、萩原さん、伊達さん。元気そうで何よりです』

「お〜っ!A君じゃないか!いや〜久しぶりだな!あの時はまだ小学生くらいだったかな?今は高校生くらいかね?」

『はい』

私は久しぶりに会った為、挨拶をすると目暮警部は嬉しそうに会ったのは小学生くらいで今は高校生くらいかと問いかけられ、私は頷いた
目暮警部は私が最も信頼している警部さんでかつてお父さんの部下だった人だ
お父さんの部下だった人が今では部下を持つ様になったから立派だなあと思ってしまうほど
そんな風に考えていた時、誰かに抱きつかれた
抱きついてきた人が誰なのかすぐに分かる

「Aちゃ〜ん、久しぶり〜!なかなか会えなくて寂しかったよ〜」

『お久しぶりですね、萩原さん。捜査一課に異動したんですか?』

「まあね」

そう...私に抱きついてきたのは萩原さん
萩原さんは見た目も格好良いから女の子にモテるのは確実でチャラいのも事実だけど中身はとても優しい男性だ
この人、これでも29歳なんだよね...顔立ちが若々しい所為か20代半ばだと思う人もいるだろう
元々、爆発物処理班にいたけど色々あって捜査一課に異動したらしい...
まあ、何かあったかは深く聞かないでおこう(苦笑

「A君、毛利君は何処かね?」

『小五郎さんなら見事に爆睡してますよ。起こしても起きないので...(苦笑』

「ったく!肝心な時にあの男は...!」

目暮警部に問いかけられ、私は苦笑いを浮かべながら小五郎さんが見事に爆睡している事や起こしても起きないと答えれば目暮警部は呆れながらも小五郎さんのいる場所へ向かった

「Aちゃん」

『何ですか?』

「7年前...俺はあの時、防護服を着てなくてAちゃんが助けてくれなかったら今頃はあの世行きだった。本当にありがとう」

そう...7年前、私は爆弾が仕掛けられていた場所を密かに調べ、その場所へ向かうと防護服を着ていない萩原さんを見つけて着ていない事を指摘した

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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