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残された私はとりあえずキッチンへ向かった
『朝ごはんでも作るかぁ〜』
軽く伸びをして冷蔵庫から卵を取り出し、フライパンへ向けて割る
隣の鍋では味噌汁が煮えている
色々作っているうちに増田さんが出てきた
「あ、朝ごはん作ってくれてんの?ありがとう」
そう言って後ろから抱きしめられる
『ちょ、危ないですよ』
忠告を聞かずに、チュ、と首筋に唇を落とされる
『くすぐったいです、』
「ん、知ってる。耳は?」
そう言って耳元で囁かれる
首筋同様、耳も弱い私は思わず力が抜けてしまった
「おっと、危ないよ?」
『誰のせいだと、、、、、』
「はは、ごめんごめん。
Aちゃんがあまりにも可愛くていたずらしたくなっちゃうんだよね」
『朝ごはん食べますよ。』
「は〜い」
全くもう、朝からやめて欲しい
「ん!美味しい!」
『良かったです』
「今日昼から仕事だからそれぐらいに出るね」
『分かりました』
2人で昼までゴロゴロした
「それじゃあね。おじゃましました!」
『はい。あ、』
「ん?」
『お、お仕事頑張ってください、、』
「……っはぁぁぁ。可愛い、、、、」
顔を上げた瞬間、キスをされた
「うん、仕事頑張ってくるね。行ってきます」
『い、ってらっしゃい、、』
まだ朝だってば
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続編作るか悩み中🤔
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作者名:幽霊狐 | 作成日時:2024年2月18日 3時