愛が重いです！【増田俊樹】 (ページ36)

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気づけばベッドの縁に頭を預けていた

あれ、私なんで寝てるんだ

確かおかゆ作って、増田さんの汗拭いて様子を見てたんだっけ

｢あ、起きた？｣

『え』

｢目覚めたらAちゃん寝てたから驚いちゃった｣

『起こしてくださいよ、、』

｢いやぁあまりにも気持ち良さそうに寝てるから起こせなくて。
そうだ、おかゆ食べたよ。美味しかった｣

『それは良かったです。』

｢色々迷惑かけてごめんね。でもありがとう。｣

気にしなくて良いのに、と首を横に振った

そういえば言わなきゃいけない事あったな

『あの、増田さん、、』

｢ん？｣

さっき届かなかった言葉

今度はちゃんと面と向かって言うんだ

『……す、好きです。』

｢、、、、え、今、、？｣

記憶無いのかな

『さっき聞かれたので、』

｢え、俺言ってた？何も記憶ないや｣

ですよねーーー

｢でもそっか。俺も大好きだよ｣

『もっと騒ぐかと思いました』

｢いや俺今病人だからね？？｣

確かに、と笑っていると突然抱きしめられた

『うつっちゃいます、、』

｢その時は俺が看病するよ｣

『じゃあいいです』